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あなたの全部を好きになれなくても

ふと気づいてしまった。好きな人や、好きなことの、そのぜんぶを好きだと思い込もうとしていたことに。

好きな人の好きなものが、自分にとっても大事なものになったりすることってよくある。その延長で、好きな人のすべてを好きだと思い込もうとしていた。

好きな人の吸っている煙草の匂い、なんとなく特別な気がして好きになる人もいれば、煙草というだけで我慢できない人もいるだろう。

好きな人のギャランドゥ(で合ってるの?w)は、嫌いじゃないけど、嫌いっていうほどでもないけど、好きにもなれない。やっぱり好きじゃない。もともと好きでなくても、好きな人の一部だから、好きになるのが普通じゃない?ってどこかで思っていた。でも、違う。好きになれなくてもいいんだ。とことん、ぜんぶ、好きにならなくても大丈夫なんだ。

ふと思ったの。

嫌いな部分があったとしても、それがなんじゃい、って。

ぜんぶとことん好きになれない自分なら不合格って思ってたな。謎にw

あ、ギャランドゥは好きになれなかったけど、その人は、肩にも毛が生えていて、それはなんか可愛くて好きだったな。芝居の台詞にも書いたことある。

今日は毛深い人の話でした。タイトルで最後まで読んでくれた方、突然ごめんね。

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