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いのちの豊かさ

12月朔日。倫子先生のヴォイスレッスンへ!

これは、わたしのいのちにとってとても大事な時間。その証拠に睡眠不足でイマイチだった体と心も、スタジオで先生のピカピカの笑顔を見ると喜びではじけそうになる。すぐに体に出る。わっかりやすーい。気づくだけなんだよね。


今回は贅沢にも個人レッスンだったので、まだ対面ではできていなかったリンクレイターの中高音域のところをお願いしました。大事なところ。胸、歯、口、頭、じぶんの体が広く、深く響いて、聴いたことのない音を出す。いつも新しい発見と、可能性の豊かさに胸を打たれる。はあ。なんて素晴らしいの。じぶんの中にすべてがあるのよ。それを、何も使わずにじぶんの体だけで感じられるの。まだまだ、わたしの体は響いて、新しい音を出すことができる。こんな音色も、こんな響きも隠れていたのね。すごいこと。


わたしが何をおいても走っていって参加したくなる、倫子先生のレッスンや、ミゲルのレッスン。そこでいったいわたしに何が起こっているんだろう。わたしは何を感じて何を受け取っているんだろう、ずっと考えていた。死ぬまでこれをやりたい、ずっとやっていたい、と思うんだからね。そりゃ気になるよ。解き明かしたいよ。それでね、1人で出した結論は、体のこと、感覚を集中して感じられる時間が好きなんだ、そこまでしか考えが至らなかった。そして、その問いを持って参加した今日のクラスで、もう少し違うことに気づいた。


じぶんはこれで完成じゃない、まだまだ新しいものが生み出せる。そしてそれはどこかから取ってこなくても、じぶんの中にちゃんとある。必ず、ある。あるんだよー!あったよー!見つけたよー!わたしにあったから、あなたにも必ずあるよー!て、叫びたくなる。じぶんの豊かさ。平等に持っている、その人自身のいのちの豊かさ。

表現、芸術の中のごまかせない何か。忘れていても、隠していても、出てしまう何か。からだ、声、こころ。精神性。それとの邂逅が待ち遠しくて、わたしはレッスンに行くのかな。

まだまだ書きたいことがあったけど、長くなったので次に。


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