リリースされずに残ったブロック
前回の続きです
心理的な思い込みのブロックとは?
自然な形でリリースされずに残っているブロックは一体、なんなのでしょう。今回はそのことについて触れていこうと思います。
リリースされないブロックの正体
本来、私たちは流動的な生き物なのですね。自然界を知ると分かるかと思いますが、常に変化変容をしている諸行無常こそナチュラルな状態なのです。つまり、常に新しいエネルギー状態。そこに古いものは一切、ありません。
・・・のはずなのですが、古い=ブロックであり、それが過去への過度な執着・未来への過度な期待をつくっていたのです。それではうまくいくものも、行きませんよね。。
つまり、ブロックは流動的な本来のエネルギーに抵抗している硬いエネルギー。流れたいのに、外へ出たいのに・・・川は流れてこそ美しいのに、、、流さない強固な抵抗(自我)が起きると、そこに壁ができますよね。どんどん溜まり停滞し固まっていく・・・。
それに気づかないでいると、人と衝突したり、焦って疲弊したり、過度に相手の言動に反応して身構え緊張したり、イライラしている人がいると怒鳴られるのではないかと身を縮めたり。また、強烈なローラーコースターのような恋愛・仕事をし、エネルギーロス、ロスタイム人生を歩み、心身を病んでしまうことにもなるのです。
その中でも、ブロック(ネガティブな攻撃性・僻み・執着・幼稚性・無知など)と向き合いたくなくてネガティブで覆ってしまうこと、ありませんか?家族の問題に向き合いたくなくて仕事ばかりしたり、お金と向き合いたくなくて、子供の嫌なところばかり目についたり、恋愛問題と向き合いたくなくてお酒を飲みすぎたり、チェーンスモーカーになったり。過食・拒食、ショッピング依存など、なんでも"ちょうどいい"なら良いのですが、過度、つまり行き過ぎた時に現実はチグハグして行きます。
ただ、それに「気づいて〜〜〜!!」というサインは必ず、ハート、もしくは体がいち早く出しています。その声を無視した結果、さらなる不調・不和となって現れる可能性が高くなる、ということです。良い悪いはありませんし、極端に大きく振り子が触れるローラーコースター人生も学びの一つではありますが、資産がいくらあってもリーマンショックでゼロやマイナスになってしまうほどのスリリングさや、共依存は付いて回ることになります・・・。
未消化なエネルギーは外へ出たがっている
幼少期に、無邪気に天真爛漫に興味関心、好奇心を抱いてやっていたこと、やりたかったことってありませんか?もしくは自分では当たり前だと思っていたことも、成長するにつれ、周りとは違うことに気づいたり。
例えば、人を癒すヒーラーの能力があったけど、おかしな子だと思われたくないから閉ざしたり、得意なことがあり進みたい道があったけど、将来が不安定だからと学歴社会の波に飲まれ諦めたり。そういった本来、表に出たいキラキラしたエネルギーも、ブロックにせき止められ未消化のまま残っています。
それは未消化(未昇華)ですから、必ず、溶けて流れ出し、外へ放射しようとします。
ここで、少し見えてきたことがありますね。ブロックが外れ、純粋エネルギーが放射されると・・・天真爛漫さや好奇心、夢中になる純真な心が戻るということでもありますから、やりたいことが見つかったり、本来の道に光が差すのです。
では次回は、ブロックのサインにはどんなモノがあるのかお話をしていきますね。