「好き」を綴る365日、49日目。
京都・正寿院の猪目窓が好きです。
正寿院を訪れたのは2019年10月。
後にも先にも、その一度きり。
一度きりでも、忘れられないほどの魅力を感じた場所です。
必ずやもう一度訪れたい場所でもあります。
そのときは、次女の部活の全国大会で東海地方へ行っていました。
関西で暮らす叔母夫婦と一緒に全国大会を鑑賞、
その地ではまったく観光をせず(笑)、
帰路の道中に正寿院へ立ち寄ったのです。
Instagramで知った正寿院、画像から抱いた印象は
「映えスポットだなー」でした・・・月並みですね(笑)
だから、訪れてみたいと思った動機は不純です、
単に話題の映えスポットを自分の目で確かめてみたかっただけ。
実際に訪れてみると、思っていたよりもはるかに静かで落ち着いた場所。
しかし、ひとたび客殿の中へ足を踏み入れると
ほぉぉぉぉ!と感嘆のため息が漏れるほどの空間が広がります。
色鮮やかな160枚の天井画、ハート形の猪目窓。
・・・正直、現代風のしつらいですよ、パッと見。
でも、そんなことはどうでもよい。
ステキなものはステキ!
夕方、拝観終了までわずかな時間ではありましたが
客殿の中でしばしの時間を過ごし、お庭を眺めながらお茶をいただいて帰りました。
あの心落ち着く時間が忘れられないのです。
叔母夫婦や夫と行動をともにしてはいましたが
正寿院の中で静かに過ごした時間は
「この場所が好きだ」と心から思う自分と向き合う、
貴重なひとときだったと思うのです。
・・・なぜ今頃になって正寿院を思い出したかといいますと。
Instagramで見たから(笑)
コロナ禍で実際に訪れることがなかなか叶いませんが
SNSなどで行った気分を味わうことができる現代は
イイ時代ですよね♪
今の時代に感謝☆