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マミ先生と競馬を楽しんで当てちゃおう!第六話「血統って?」

ケイマ君「ねーねー、マミ先生」
マミ先生「なあに?ケイマ君」
「競馬のこと色々調べてるとさ、この馬の血統は…とか血統予想とか出てくるんだけど
血統ってなんなの?」
「うっ、うぐっっ!!!!!!!」
(ガラガラピシャーン)
とねこ「リアクション古っ」
「ど、どうしたの!?マミ先生」
「い、いえケイマ君も、とうとうたどり着いてしまったわね。血統という要素に…
マミ先生はうれしいわ」
「け、血統ってそんなに重要なの?」
「第六回にしてようやく出てきた話なのに?」
「あえて避けてきたのよ…いつも通り。結論を先に伝えて、理由を説明していこうと思うんだけど…。(キョロキョロ)頼んだわ」
「「「「はっ!!!」」」」
「ど、どうしたの?」
「血統過激派がいないことを確認しているのよ、あと念のため防御魔法を展開しておくわ」

ここから述べる、マミ先生の血統に対しての意見は
あくまでマミ先生の個人的な見解であり所属する会社、組織とは全く関係ありません。
 ※この物語はフィクションです。
 ※当時の時代背景を考え、
  該当箇所の削除や書き換えは行わず、原文のままとしました。
 ※個人の感想であり効果・効能を示すものではありません。
 ※部屋を明るくして離れてみてね。

マミ先生 防御魔法詠唱
「予防線すっご」
「じゃあいくわよー、すーはーすーはー」
「ご、ごくり」
競馬界においては血統という要素は無しでは語れない超重要要素よ
馬券を楽しむにあたっても超重要要素よ!!!
馬券を当てるにあたっては……微妙……よ!!!」
「血統は凄い大事なんだけど馬券を当てるには微妙?
大事だけど微妙って…?」
「それを丁寧に説明していくわね」
「はぁーい」

「まず、1つめね。競馬界にとって血統は超重要って話をするわね。
そもそも競走馬はお馬さんの中でもサラブレッドと言われる品種なのよ
英語で書くとThoroughbred、意味は完全に+育て上げられたを表すわ
お馬さんは完全に間違いなく血の証明ができないといけないわ」
「んー…血の証明ができないといけない?どういうこと?」
「ありえないことだけど、女の子のお馬さん1頭と男の子のお馬さんが3頭一緒にいて
気付いたら女の子のお馬さんに赤ちゃんが出来ていました
候補は3頭いますが、実は誰が父親かわかりません。って状態になったら
それはもうその子はサラブレッドじゃないわ。レースにも出れないわ」
「えっそうなの!?」
「両親がサラブレッドであることがサラブレッドの条件なんだけど
両親が判明しないと、サラブレッドという品種にはならないわ
多分遺伝子検査してもダメなんじゃないかしらね、そこまで厳正にして、血を管理しているのよ」
「はえー」
「つまり競馬では血統が重要というか、血統があるからこそ競馬というか
血統を抜きにして語れないぐらいなのよ」
「おおー…」
「なので、どのお馬さんもひいひいひいおじいちゃんぐらいまでが一目でわかる
血統図を持っています。折角なんで東京大賞典を勝ったウシュバテソーロ君の血統図を出すわね、どどん」
「うわ、すご」
「というわけで、お馬さん一匹一匹に各血統の歴史が刻まれています
これだけを研究してるオタク野郎血統評論家なんかもいるぐらいよ」
「なんかボケも挟みにくいぐらい真面目ね…」
「茶化すと危ない火薬庫みたいな話題なのよ…」

「2つめとして、血統がわかることが馬券の楽しみとして超重要!ってことを話すわね
ところで、お馬さんって大体何歳ぐらいで子供を産めると思う?」
「んー…人間より成長早いもんねー10歳ぐらい?」
「惜しいわね、実は3歳ぐらいから子供を産めるようになります」
「早っ!?」
「つまりどういうことかというと、今応援してた馬がいたとして
早ければ10年後には孫がいるわ」
「ぱねー」
「そうなるとどういうことかというと、競馬を初めて5年後には…」
怪しいおじさん「ほう…なるほど。似ている…あの男にそっくりだ…」
ユウシャ「だ、誰だあなたは!!」
「君の父親をよく知る男さ…ま、せいぜい頑張るんだな…」
「ま、まて父さんを知ってるって、どういうことだ?答えろ!」
「みたいな通ぶれる動きができるようになるわ」
「物語の重要ポジションだー」
「主人公のシショーになるやつだー」
「またこんなバリエーションもあるわ」
「君の兄は強かった…、君は俺を楽しませるられるかな?」
「君の親には無理だった…君はどうかな…」
「超えたな…」
「みたいな楽しみ方ができるようになるのよ」
連続してるとクソウゼーな」
「私も書いてて思ったわ、でもやってる方はとても楽しいのよ」
「ふふふって見守りポジションは確かに面白そう」

「三つ目ー、血統は馬券を当てるには微妙よ」
「どういうこと?」
「さくっと例を見せちゃった方が早いわね、まずこの馬の成績をみて?
どうおもう?」
「いっつも超人気だし、2回に1回は1着になってるし
大体G1だし…」
「めちゃくちゃつよーい」
「じゃあ次はこれね。特定の馬を貶すつもりはないから名前は出してないわ
気付いちゃう人もいるかもしれないけど気付かないふりしてね」
「頑張ったけど…力が足りなかったって感じかなー?」
「しょんぼりだね…」
「この成績、二頭のお馬さんの生涯成績なんだけども
この二頭は血統が一緒です」
「え!?」
「お父さんとお母さんが同じ馬なので、ゆえに血統表は全く同じです」
「ええええええ!?同じ血統なのに、こんなに成績が違うの!?」
「そうなのよー、全く同じ血統でも速さが全然違っちゃうのよね」
「じゃあ強いお馬さんの子供を作っても皆強いわけでもないんじゃ…」
「そうなの、でも強いお馬さんの子供を残すことに意味がないわけじゃないわ
子供の成績を平均したら超強かったり、子供の傾向を平均したらお父さんに似てたり、全体的に眺めてみると傾向が掴めるのよ」
「つまりどういうこと?」
「お父さんとお母さんが残している子供はこういう馬が多いから…
この馬もそうだろう多分。大体。ちょっとは似てるはず。似てないことも覚悟してくれ
ぐらいの期待度で基本的には親からそのまま資質が引き継がれることはないわ
引き継がれるんなら優秀な親の子供は全部超優秀じゃなきゃおかしいもの」
「あーそれは確かにビミョー」
「基本的にはお父さんも兄妹もこのコース得意だったから
この子も得意な…はず…。ぐらいの期待度ね」
「しょんぼりだね…」

「今日のまとめー!」

・競走馬と血統は切っても切り離せないほど深い関係があるよ!!

・血統を知ってると後方彼氏面できて楽しくなるよ!

・血統知っててもあんまり馬券には…?

・今日のオチ薄い気がするよ!


「親は親、子は子…ってこと…ままならねぇもんさ…」
「オチのボケも切れ味うすいしょんぼりになっちゃった…」
「そんなわけで今年もお疲れ様でした、来年もまたよろしくね!」

マミ先生と競馬を楽しんで当てちゃおう!第六話
おしまい

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