9月noteチャレンジ「好きな映画やドラマ」
京都在住エッセイスト・ライターの江角悠子さん主催のオンラインサロン「京都くらしの編集室」で2024年7月から始まった「noteチャレンジ」は、毎月テーマを決めて、メンバーがそれぞれnoteを更新するという企画です。
今月のテーマは
・なりたい職業になれるとしたら?
・好きな映画やドラマ
今回は「好きな映画やドラマ」について書いていきます。
好きな映画
子どもの頃からジブリ映画のファンで、好きな作品はたーくさんあるのですが、不動の一位は「耳をすませば」です。
主人公は中学3年生の読書好きの少女・月島雫。図書館で本を借りるたび、貸出カードに「天沢聖司」いう名前を見つけ、顔も年齢も知らない彼のことがだんだんと気になっていきます。
実は「天沢聖司」は同じ中学の同級生で、雫のことを以前から知っていて、自分の存在に気付いてもらおうと先回りして本を読んでいたのです。何て回りくどい…!ストーカーのようだとも思いますが、雫も聖司に惹かれていき、バイオリン職人を目指す彼に触発されて、物語を書き始めます。
私も読書好きで図書館によく通っていたので、勝手に雫と自分を重ね合わせていました。
中学3年生って特に多感な時期ですよね。受験のことは頭にあっても、進路ややりたいことがわからなくて、でも周りの友人たちが将来の話をし出すと、焦ってしまう。それに人間関係や恋愛の悩みが加わると、私ならもう全てを捨てて逃げたくなってしまいます。悩んだり迷ったりしながらも、強い気持ちを持って進んでいく雫がかっこよくて憧れていました。
私は勉強を放置してやりたいことをやる勇気はなかったのですが、“夢を叶えるために勉強する”という気持ちをちゃんと描いているところが、さすがジブリだなと思います。
好きなドラマ
「好きなドラマ」は2作品あって選べないので、両方書きました!
松嶋菜々子主演の「やまとなでしこ」と深津絵里主演の「恋ノチカラ」です。
「やまとなでしこ」
「やまとなでしこ」は「お金がこの世で1番大切」と言い切る松嶋菜々子演じる神野(じんの)桜子が、本当に大事なものは何かを見つける話です。
もー松嶋菜々子がとにかくかわいくて!コロコロ変わる表情は、同性から見てもたまらない!美しさに圧倒されます。髪型もファッションも何もかも素敵で、今でも古さを感じません。
中学生くらいの時に見て以来、桜子と同じ27歳になったら、ハイブランドの洋服に身を包んで、ハイスペック彼氏とおしゃれなレストランで食事をする自分をイメージしていましたが、「恋ノチカラ」を見てガラッと方向転換しました。
「恋ノチカラ」
広告代理店に勤める30歳の本宮籐子(もとみや とうこ:深津絵里)が、同じ会社から独立して起業した広告デザイナーの貫井巧太郎(堤真一)から引き抜きの誘いがかかり、誘いに乗るのですが、人違いだったというところからスタートします。
藤子が過去にファミレスでコーヒーを13杯をお代わりしたデートの話をして、貫井はバカにするのですが、その後付き合った2人は、ファミレスで何倍もコーヒーをお代わりしながら、ゲラゲラ笑うシーンがあり、このシーンがドラマで1番好き。
高級レストランでのデートもいいけれど、ファミレスでゲラゲラ笑える恋愛がしたいと思い、ゲラゲラ笑える相手と恋愛・結婚しました。
もし桜子に憧れていたままだったら、私の人生は違うものになっていたのかも、と思ったり思わなかったり。
ちなみに藤子のファッションも、ものすごくかわいいのです。かわいすぎます。キルティングのコート、タートルネックのセーター、ネイビーのピーコート、ペタンコ靴などなど。
「やまとなでしこ」の桜子のファッションも大好きですが、ハイブランドの服は買えないし、ストッキングやヒールの靴が苦手な私は、籐子のファッションを真似するようになりました。願わくば、藤子のスタイリストについてもらいたい。
私はファッションに疎いと思っていましたが、今回のお題でファッションに興味があったんだなと気付けました。