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11月noteチャレンジ「家族写真撮ってますか?または家族写真の思い出やエピソード」

京都在住エッセイスト・ライターの江角悠子さんが主催しているオンラインサロン「‎京都くらしの編集室」では、7月から毎月テーマを決めて、メンバーがそれぞれnoteを更新するという企画「noteチャレンジ」が始まりました。

今月のテーマは
・小さな喜び
・家族写真撮ってますか?または家族写真の思い出やエピソード

前回、「小さな喜び」について書いたので、今回は「家族写真撮ってますか?または家族写真の思い出やエピソード」について書いていきます。

家族写真、個人的にスマホやカメラで撮ることはあっても、スタジオで撮ることはありません。実は子どもが産まれてからも、スタジオで撮ったことがなくて(来年、年中さん)。

友人の家に飾ってある、スタジオで撮った子どもや家族の写真を見るたび、素敵だなぁと思うことはあるのですが、それでもなかなか撮りたいと思えません。

なぜなら、今まで2回スタジオで撮ってもらったことがあるけれど、2回とも非常に不快な思いをしたからです。高いお金を払ったのに。

せっかくのお題が愚痴のオンパレードになってしまいそう…さらに言えば、家族写真というよりも「スタジオの思い出」になってしまいそうですが、これ以外エピソードを書けそうにないのでお許しください。

まず、1回目は成人式。事前に聞いていた金額と異なり、カメラマンさんとかなり揉めました(記念式典前なのに、最悪なスタート)。

両親がなだめてくれて写真は撮ることにしましたが、後日届いた写真台紙を見て驚愕…!カメラの前で笑顔をつくってはいたものの、怒りを抑えきれず、目が吊り上がったものすごく怖い顔だったのです。今でも見るたび「うわっ…」と声が出るくらい。

写真台紙は2冊頼んでいて、1冊は雪で成人式を見に来られなかった祖母に渡そうと思っていました。が、母に「こんな怖い顔の渡したら、おばあちゃんがびっくりして倒れるかもしれない」と言われ、祖母に見せることなく、2冊とも実家の本棚に眠っています。

正直、処分したい。両親以外誰にも見せたことがない、というか見せられない。人生で無駄だったと思うことの一つです。

2回目は結婚式の前撮り写真。結婚式は神前式で白無垢だったので、前撮りはドレスを着ました。

スタジオ、ドレス、ヘアメイク、カメラマンさん、スタッフさんと全てがいい感じ!で、楽しい雰囲気の中撮影を行ったのですが、出来上がったアルバムを見て、またしても驚愕。

私はきれいに撮ってもらえていたのですが、夫の写真がちょっと、いや、かなりどうなのかなぁ…と思うものばかりで(モデルがどうこうではなく)、アルバムを見た夫も夫のご両親も無言でした。

写真を楽しみにしてくれていた近所のおばさま達に見せたら、「自分の息子のだったら、アルバムを作り直させる」とお怒り。

知り合いのカメラマンさんに相談したら、同業者を悪く言わないように言葉を慎重に選んで、でもフォローできないのか「うーんと、視線がこうだから…」とかなり悩んでいて、申し訳なくなりました。

前撮り写真もあまり見たいと思わなくなり、こちらは引き出しの下の方にしまっています。書いていて、悲しい気持ちになってきました…。スタジオに言えばよかったなと後悔。高かったし。

こんなことがありながら家族写真への憧れは捨てきれませんが、三度目の正直か、はたまた二度あることは三度ある、か。


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