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私が神前式を選んだ理由

当時の彼(現在の夫)と遠距離恋愛だったことが、神前式を選んだ理由に大きく関係しています。

元々、知り合いだった私たち。何の縁かわかりませんが、結婚前提で付き合うことになり、「じゃあ、1年後の付き合った記念日に入籍しようか」とサクサク話が進みました。

静岡(夫)と大阪(私)の遠距離恋愛ということもあり、「式場どうしようか?」と悩む前に、まずはエリアを決めるところからスタート。

私たちの選択肢は2つ
・それぞれの地元
・国内や海外のリゾート

でも、どちらもしっくりこない。「どうしようかな~もう挙げなくてもいいかな~」とウェディングサイトとにらめっこしていた時に思い出したのが、とあるブログでした。

6~7年前に、たまたま見つけたブログ。ブログの管理人の彼女も遠距離恋愛をしていて、2人の思い出の場所である、京都の下鴨神社で結婚式を挙げたことが書かれていました。

▲下鴨神社の楼門

ブログを読むまでずっと、結婚式を挙げた友人たちの影響で「結婚式の準備って大変そう…めんどくさそう…」と思っていたのですが。

彼女のブログには、結婚式の打ち合わせは1回、ヘアメイクの相談は電話やメールで済んだと書かれていて、「結婚式の準備って大変だと思っていたけれど、そうじゃない結婚式もあるんだ…!」と衝撃を受けました。だからずっと頭に残っていたのです。

1回で済むなんて、遠距離恋愛の私たちにぴったり!子どもの頃から厳かな結婚式に憧れていたので(おふざけとか絶対嫌だった)、“千年の古都・京都の神社で結婚式”ってかなり厳かなイメージで、まさに理想通りでした。

▲何をどう説明したか忘れましたが、電話やメールだけでこんなに素敵な髪型にしてもらえました

神社が好きでよく参拝に訪れていますが、ブログを読むまで神前式は全く頭になくて。私たちが遠距離恋愛でなければ、そして彼女のブログに出会わなければ、神前式を選ばなかったと思います。というか、頭に思い浮かばなかった。

彼女が結婚式を挙げた下鴨神社は、五穀豊穣や開運、縁結びなどのご利益があると信仰されている京都屈指の古社です。そして、私が京都で一番好きな場所でもあります。

嫌なことがあると1人で訪れるほど、下鴨神社は荘厳な空気が漂い、浄化される気がするのです。神様と心を通い合わせたかのような気持ちになり、何かに守られているかのような安心感に包まれます。

▲特に新緑の季節の参道・糺の森が大好き。柔らかくて優しい若草色が森を彩ってくれます

遠距離恋愛中に夫と訪れたことはなく、正直夫との思い出はないのですが…京都の大学に通っていた夫が、進学して初めて行った神社が下鴨神社だったため、多少強引ではあるもの、2人にとって思い入れのある場所ということで。

結婚式も結婚後も見守ってもらえますように、と下鴨神社で結婚式を挙げることにしました。


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