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読んだ育児本

子育てする中で何度も読み返している本があります。

佐々木正美先生の「子どもへのまなざし」、柴田愛子さんの本色々、高橋孝雄先生の「最高の子育て」。どれも子供をどうする。ではなく、親の在り方が書かれています。

息子を授かったときに1番心配したのは私みたいになったら嫌だなということでした。40代、30代の方に多いと後から知りましたが、私は自己肯定感がとても低かったのです。母は厳しく、やってはダメなことが多く、なかなか褒めてもらえず(というより褒めるとこがないと言われ育ちました)。親の望むレールに乗れないと認めてもらえない。常に母に認めてもらいたい、褒めてもらいたいという気持ちで色々な選択をしていました。でも、子供が出来るまで特には疑問に持たずに日々暮らしてました。こういうものだと自然に受け入れてたんですね。

それが息子との出会いで一気に不安になり苦しくなったんです。息子には自己肯定感高く、好きなことをのびのびやって、勉強がすごく出来なくても自分の人生を楽しんでほしい。そしていつか自立して家を出るときには、ただ僕は愛されて育ったなぁと思ってもらいたいと今も強く思ってます。

そのために私ができることは息子をまるっと受け入れてふかふかのお布団とご飯をせっせと作って安心できる場所を用意することだと思ってます。

でも、ふと母みたいな発言や気持ちが湧いてくることがあるんです。。そんな時や本当に可愛いなと感じるときに、これらの本を何度も読み返します。

子どもの人生はは誰のものでもなく、子どものもの。親が勝手に決めていいことなんて何一つないと気付かされます。高橋孝雄先生は自分が出来なかったからと言って子どもにやらせるくらいなら、お母さんがやればいいんですよ。と優しくおっしゃってます。その通りですよね。

叱ることも勿論ある。でも、ただただ私は世界で一番息子を愛していると今日も伝えよう。

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