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No.34 🏥3月上旬 受診結果🏥

 脳神経内科医に、発声がしにくかったり、飲み込みが悪くなったり、両方の口角から流延が出てしまうことをお伝えし、この点について通所リハビリテーションでの経緯を説明しました。

 デイケアのPTさんからパーキンソン症状が進行している可能性があるということで、STさんのリハビリを検討してくださることになりました。飲み込みの機能などを検査した結果、現時点で飲み込みに問題はないが、口や舌の動きがゆっくりになっているため、飲み込みにくさを感じているのではないか、ということでした。また、”体調により違いもあるので、悪いときは更に嚥下機能が低下してしまうリスクがある”との説明を受けました。

 STさんから、浜松市リハビリテーション病院の藤島先生による藤島式嚥下体操(この資料はインターネットでも閲覧できます)を紹介していただきました。


藤島式嚥下体操

 
 更に、筋肉の強張りが出てきていて、マッサージやストレッチを自宅でもしている。特に下半身は痛みが伴うため、進行しているのではないか。痙攣発作の前兆が起こったときに、痙攣を抑えるような頓服薬はあるのか、と尋ねてみました。

脳神経内科医からは、
 「嚥下機能や筋肉の強張りについては進行ではなく症状として捉えてもら
  い、リハビリを継続していきましょう。痙攣を抑える頓服薬はリボトリ
  ールがあるけれど、即効性がないので頓服薬はありません。まずは精神 
  科で追加された薬の経過を見ていくために、今回の脳神経内科では新し
  い薬は出しません。しっかり睡眠をとって、あまり疲れないよう
  に生活してください。」
 とのことでした。

 精神科医には、現実と夢との区別がつかないときがあり、悪夢が多いことや、起き上がれないくらい身体がしんどい時があると説明しました。

 精神科医は
 「中途覚醒がミオクローヌス発作を引き起こしている可能性もあります。
  悪夢に関しては、DLBの症状としても考えられるし、デエビゴの副作用
  として現れる場合があります。ただ、デエビゴには依存性がないこと、
  緊急性のある悪夢ではないという2点を踏まえ、早急にデエビゴをやめ
  る必要性はないと考えます。そこで、今回は眠剤であるトラゾドン
       25mgを0.5錠追加して、内服の様子を見たいと思います。」

 とのことでした。頓服薬があれば、外出時に前兆があったときに内服して、ミオクローヌス発作を予防できると思ったのですが、それができないとのことで残念でした。疲れを感じてきたらすぐに休む、休んで回復したらまたゆっくり活動する、そうやってゆっくり生きていくしかないですね。
焦らないように頑張ります。



※治療薬は      トレリーフOD錠25mg (朝食後1錠)
                   リボトリール錠1mg (就寝時1錠)
           ミヤBM錠 (1日3回毎食後)
           セレニカR錠400mg 1錠(1日1回夕食後)
           デエビゴ錠10mg (就寝時1錠) 
             
                                                                       (2023年3月7日神経内科処方)

          レキサルティ錠1mg(1日1回夕食後)
          トラゾドン塩酸塩錠25mg 0.5錠(1日1回就寝時)

                    (2023年3月7日精神科処方)

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