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12月10日(金)#日記 低アミロース米と高アミロース米とブラックスワン。

低アミロース米について。

米の主成分であるでんぷんには2つの種類がある。

アミロース(鎖状)、アミロペクチン(枝分かれ)。

アミロペクチンは消化しやすい(枝分かれ各部に消化酵素のアルファーアミラーゼがくっつくため、鎖状でくっつき口が少ないアミロースより消化しやすくなる)。

消化しやすいと、血糖値が上がりやすい。

もち米にはアミロースが少ない。もちもちして食感がいいが、血糖値が上がる。

したがって糖尿病予防のためには、アミロース含有度が高い米がよい。

しかし昔あったササニシキやタイ米(インディカ米)などはアミロース含有度が高い(したがってパサパサして食感はいまいち)が、今は食感重視でアミロース含有度が低いコシヒカリなどが中心で売られている。

この点に留意する必要があるようだ。

もち米やコシヒカリは、食べまくるとよくないということだろう。

ブラック・スワン、について。

私は多分黒鳥をきちんとみたことはない。そういった存在がいることは知識としてはある。

知識も見たこともなければ、「黒い白鳥」といわれても、それについて判断することはできない。

このことを指して、「ブラック・スワン」というようだ。

この語法は知らなかった。たしか映画があったと思うが、未見である。

幽霊やUFO,ツチノコやネッシー、といったものが居るのか、あるのか、ということも、この「ブラック・スワン」状態だといえる。無い、ということも言い切れない(ネッシーはたぶんいない気がするが)。

古代の人が、さまざまな怪物を夢想している。これは多分「本当にいるかもしれない」、つまりは動物の未発見の一種、と考えているときもあったであろう。

もちろん、たぶんいないがそれについて考えることといった楽しい、という態度もあるだろう。

現代では後者の考えがほとんどであろう。幽霊、UFOになるとこれは地域や世代によって前者の割合もすこし高まるかもしれない。

私は後者の「まあいないとは思うけれど、それについて思いを巡らす」というのが好きだ。幻獣や幻人、といったものが特に好きだ。なぜかはわからない。気が付くと、絵の題材にしている。

これは幼いころからである。まあ、怪獣や怪人が好きだ、というものの延長かもしれないし、虚構を楽しむ資質、という意味では、プロレスが大好きでギミックに熱狂できるところは、こうした感覚と地続きであるようにも思う。

ある意味で、心を飛ばす、遊ばせる、という要素があるだろう。現実から離れたい、という願いが裏にあるのかもしれない。逃避要素もあるだろう。


思考実験、などというと恰好がいいが、まあいわゆる「夢想に耽溺」という説明が、一番しっくりするかもしれない。

(幻獣ではキマイラ系の複合獣や複合人が特に好きですね。。)




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