9月29日 君の魂の中の英雄を放棄してはならぬ(ニーチェ) 関係ないけれど、なぜこんなに腕時計を買ってしまうのか。SEIKO,ORIENT,CITIZEN.
なぜこんなに腕時計を買ってしまうのか(多すぎて数えるのが怖い)。
まあ、別に深刻に悩んでいたりするわけではない。
いまは、生活費をセーブして(栄養不足にならないように)、必死で余った、いや余らせたお金(森博嗣さんが、”金持ちはカネを"お金”と言っていると観測できる”とおっしゃっていたので、そう言ってみます(笑))を毎月貯めて(可能なら月5000円)、買うようにしている。
どうでもいい飲みを減らしているので、むしろ身体にいいくらいだ。
本好きや時計好きはメーカーに敬意を表して新品を買うべきかな!?、とも思うのだが、生活費をセーブしているとそんな悠長なことは言ってられない、という気になる。
ので、主にブックオフやメルカリ、ヤフオクで買っている。
まあ、中古なので、傷などまったく気にしない。なんなら近視でよく見えない。
買えば満足。次に何?となる。
最近は一般には人気のない古めのクオーツ(SEIKOは”オ”と表記する)が好きなので、少し値は上がっているが、数千円なので、ついつい玉数は増えている(ドルチェとか)。
電池切れがほとんどで、まあ、使えないのではあるが((´;ω;`))、積読本と一緒で買えば満足、というのが私の流儀?だ。
木のみを見つけて埋めて安心しているリスのようで、忘れて芽が出ても気づかない。。
そんな感じである。
たぶん腕時計文化は廃れるだろう。いわゆるスマートWATCHに席巻される。
だが個人としては別にいい。機械式のメンテは年々難しくはなるだろうが。
中身が世界にふんだんに存在する7S26のSEIKO自動巻きを買うのが一番の正解かもしれない。
最近金属アレルギーの疑いがあるので、ステンに反応するのであれば今後どうするかもある。だがまあ、手段はいろいろある。チタン時計も稼働3本、電池切れ2本ある。
いま、SEIKO時計が値上げがひどいと旧来のファンはがっかりしている。
だが多分、将来の腕時計文化消滅(=宝飾品化)を見越して、SEIKOは旧来の安いものが好きな層(私などが代表)は切り捨てて、日本よりは海外の顧客に高めで買ってもらう戦略としたのだろう。
(グループ会社で値上げが遅かったオリエント時計も、値上げ、高級路線化がちょっと見えて怖いのですが)
これはめちゃくちゃわかるところだ。
体感、欧州人は生活環境での価格感覚が日本の倍くらいなので、今の倍の価格にしてもある程度は売れるのだろう(そして安い路線はオリエントに!)。
だがそこに”!”は少ない気がする。まあ、安い。マニファクチュールで自社でメンテできる。たしかにそこが、企業が持続する手段であると思う。
だが夢はない。必須ではない宝飾品であれば、夢の要素をまぶすこともある程度は必要であろう。
残念ながらもう新品でSEIKOの中級機以上は買えないだろう。私が買えるのはまあ、5万が限界。それも10か月の貯金のあとだ。
GSがいつか欲しかったが、買えても中古のクオーツを5万狙いとなるだろうか。
いまでは生産中止から5年位経つ?ブラックボーイの購入価格を思い出して詠嘆に暮れるのが、OLD SEIKO ファンの基本ムーブに、
なってしまっているのである。
(タイトルのニーチェは、特に本文に関係ないですね。ですがいい言葉なので書いておきました。。そしてその間隙を縫って、CITIZENの時計をどのように購入してゆくのか、が楽しい工夫となっています)