3月16日 一期一会。
引き続き体調がイマイチではある。
ちょっといいことは、体重が65.1kgまで落ちてきたことだ。体脂肪は10.1%であったが。
ついつい食べ過ぎて、体重が67キロを超えることがあった。63-4キロを目標としているので、3-4キロ重くなっていた。
まあ、体脂肪率が上がると慌てて下げにかかるのだが、なんとなく日によって、時間によって、10%程度で推移していたので、そのままとなっていたのだ。
しかし腹痛があると、てきめんに食欲がなくなる。なにも食べないと、筋肉をエネルギーに変えてしまうと思うので、タンパク質は採るようにしている。とりあえず緊急時はプロテインパウダー。そればかりはよくないので20g程度としているが、体重相当g採るのであれば、65gほど必要(筋量増大にはもっとだが)なので、あとはタマゴやら納豆やらで頑張っている。
最近腹痛はあまり経験がないのだが、理由を考えてみると、何点か可能性がある。
1.腸活ということで、ヨーグルト、ビオフェルミン、宮入菌剤を欠かさず採ってきたが、最近の出張の多さから、ヨーグルトが切れていた。牛乳x2、キャベツ、ダイコン、納豆、豆腐などを買うと、結構な重さになり、買い物に行くのが最近おっくうになってきている。ビオフェルミンも切れた。宮入菌はそもそもすこしマイナーで、こちらには持ってきていなかった。
2.湯冷ましを1Lのペットボトルに入れて飲んでいたが、ちと古くなったか?
3.ロキソニンと花粉症の薬を数日飲んでいるが、それで胃がやられたのか?
4.ストレス。
まあ、複合的な理由かもしれないので、とりあえず昨日はビオフェルミンと宮入酸の入った錠剤を購入して早速飲んだ。すこしだが腸の具合も改善しつつある気がする。
ヨーグルトとオレンジ、牛乳に鶏肉、ダイコンにカボチャをまいばすけっとで購入した。もう価格は見ないことにした。そもそも食べないよりは食べたほうがいい。
カボチャは小さな4切れで200円ととても高いのだが、このあたりでそもそもカボチャをあまり売っていない。今度自転車で近くのスーパーでも探索してみるか。 ダイコンも約1/3で130円位ととても高いが、そもそも地価坪5000万円もするというここ神保町で、安く買えるとおもうのが間違いだろう。
ということで、食べ物からしっかり再構築していくしかないだろう。高いので数年前に辞めたが、マヌカハニーなどもいいのかもしれない(殺菌作用)。
さて、表題の「一期一会」。これはとにかくまあ、時間が空いたから行ってみるか、というタイミングで、とても重要な出会いをすることがある、という感覚がある。
昨日は薬購入のため、早めに会社を出たおかげで、神保町の古本屋街がまだ開いていた。だいたいはビジュアル重視で画集に強い店にいくか、最近個人的にご執心状態である、芥川周辺に強い店に行くか、というのが最近の傾向である。
とにかくあまり本を買わないようにしている。なぜなら部屋にもう入らないから。そして購入すると安心して「積読」になるものがほとんどだ。
だが、古本の恐ろしさは、「文化のバトン」だ。だれかがこの本の価値を認め、愛蔵し、あるいは亡くなったのちに古本屋へとやってくる。古本店主は、たぶん2代目3代目であろうが、それぞれの嗜好や売れ筋認識を駆使して本を仕入れて並べる。
それを感じていると、そんな流れで目の前にやってきた本たちがとても稀有な、得難い存在に見えてくる。キラキラして見えるのだ。
勿論そこで値段を見る。閉店時間も考える。
頭をそんな風に働かせて古本屋にたたずむのがとても楽しいのだ。
昨日は、店頭の300円均一棚から、荷風のふらんす物語を抜いた。均一棚であっても、店か店主の好みが色濃く出ていると、なかなか見過ごせないのだ。
支払いの為店内に入ったが、その前に店内の棚もぼんやり見る。この店はたぶん5回目位、結構何冊か買っている。
で、見つけたのが、最近凝っている須長朝彦氏の師匠(たしか破門されていたか??)である塚本邦雄の1991年刊の歌集文庫である。
気になったのは本人自筆と思われる文と捺印があること。これだけで、2005年に85歳で亡くなった著者をすこぶる身近に感じることができる。
領価は2000円。発売時の価格も1800円なので、文庫としてもなかなかしっかりした造りになっている。
レジに持っていくと、なかなか文庫でこうした記載があるものはない、と説明があった。たまたま、ではあるが、なかなか良いものに出会った。
これだから「古本屋一期一会」はやめられないのだ。
(はまらないように気をつけてはいますが)