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6月21日 服の制服化。スティーブ・ジョブズとビル・ゲイツの時計から考える。

亡きスティーブ・ジョブズは、いつも同じような服を着ていることで、「いちいち服選びなどに脳内メモリーを使う意味はない。」という価値観を全世界に与えてくれた点でも偉大であったと思う。



今月限定/特別大特価 セイコー シャリオ スティーブ ジョブズ seiko chariot 精工舎 kids-nurie.com

セイコーシャリオ CZK050(6431-6030)を装着した若き日のジョブズ。
この時計はのち42500ドルで落札されたという。

SCXP041 セイコー シャリオ
復刻版。上記は37.5㎜版だが、同時復刻のSCXP051が33mmでオリジナルに近い。
1982年当時は、男性でも33mm程度の時計をする文化があった気がする。



ISSEY MIYAKEの黒ハイネック


靴はニューバランス、ジーンズはリーバイス501.

彼のスタイルは究極の普通、のちにノームコアと呼ばれるスタイルの先駆者と呼ばれているようだ。

おなじくITミリオネアーといえば、ビル・ゲイツ。

ゲイツの時計は数種類確認されているようだが、CASIOのカジキが有名だ。



CASIO DURO MDV106ー1AV.
これは私も持っているモデルで、定価約10000円弱である(日本現行モデルはDUROの絵なし?)。アメリカでは定価69.95ドル、実質50ドル。2011年6月発売で60万本販売したというので、大人気モデルと言えるだろう。

1982年ころ販売していたSEIKOシャリオは、まだクオーツの価格が高い時期であったが、現行品で大人気のDUROは200m防水クォーツ(CASIOなのであえて”ォ”表記”)ながらシャリオの1/3程度の価格である(シャリオ当時定価28000円。1982年の大卒平均初任給は約13万円、これは現在の価格に換算すると14万円程度ということであまり変わっていない)。
まあ、ほぼ同じ大卒初任給となると、そのうち28000円というのは直観ではすこし高い気がする。まあ、クオーツをめぐる状況がこの間で大きく変わっているが。

時計好きなのでつい時計に偏ってしまったが、ジョブズのように着る服を決めていると楽である。イッセイ・ミヤケのハイネックは現行品を買うと38000円程度するようだが、普通のハイネックを着て、501を履いて、ニューバランスを履けばジョブズスタイルの完成だ。別に同じものを着る必要はない。気に入ったものをいつも着ていれば、基本気分がいいのだ。

現在の私の服装は、ほとんどユニクロや無印である。

冬はバズリクソンズのBLACK MA1に無印かユニクロのタートル、ボトムは(いまはダサイそうだが)ユニクロのスリムジーンズ(黒)である。ジーンズは2本あるので、交互に履いている。


ウィリアム・ギブソンモデル。

夏は最近はユニクロの黒Tシャツ。これもいまはゆったりがいいようだが、別に流行で評価されることはないので、Sをきつめで来ている。バングラディッシュ製。

靴は会社も普段も最寄りのスーパーの2階に入っている靴屋で2000円のエナメル系プレーントゥを3足ローテして使っている。始めエナメル系のチープさが気になったが、履いていると慣れてきた。
革底ではもちろん無いので、履きつぶしたら同じものを買っている。クッション性が悪くなく、歩きやすい。

ジョブズではないが、上記で固定してきている。そして着る服が決まっていると、確かに脳が楽だなあ、と実感している。

(ユニクロの黒Tシャツは、しっかりしていていいですね。会社もスーツ3着のローテーションにしてます)

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豆象屋
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