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フルリモートワークでプロジェクト・技術パネル展をやってみた(板豆2022)

こんにちは、豆蔵note編集長の小笠です。
今回は、社員発案で始まった板豆(いたまめ)という「プロジェクト・技術パネル展」についてご紹介します。

この会のきっかけ

この会を発足したきっかけについて、発起人である髙橋さんにお伺いしました。


髙橋さん

会社という組織に所属しているにも関わらず、自身がかかわるプロジェクト以外のことはほとんど知らない。
新型コロナウイルスの影響で在宅ワークへ移行し、社員同士のコミュニケーションも、ごく限られた範囲になり、ますます自分以外のことがわからない、見えない状況が続いていると思いました。
この状況下では、組織としてのシナジーが生まれない、人と人との繋がりが薄くなり、組織としての発展も望めない。さらに成長の機会(例えば、他プロジェクトへの移籍やプロジェクト間の技術的交流)も少なくなっているように感じています。
そのため、プロジェクト、事業部の垣根を超えた”気軽な”交流を目的として、プロジェクトや技術、社内活動の発表の場を設けました。

どんなことをやるのか?

Teamflowというバーチャルオフィスツールを用いてオンラインでのポスターセッションインタビューセッションを実施します。
会場はこんな感じでエリアを分けています。

セッション会場

ポスターセッションは右側の緑箇所、インタビューセッションは左上のカウンターのようなところで実施しました。
ポスターセッションは6名、インタビューセッションは3名の発表者で構成されています。

当日の様子

参加者は自分の気になったブースに立ち寄り、発表者の話を聞きます。
そこで気になった点や感想について意見交換をしながらコミュニケーションを図っていきました。
筆者が参加したセッションの1部をご紹介します。

ポスターセッション

テーマを発表者が決定し、その内容をまとめてポスターの前で発表者が説明を行ないます。参加者は興味のあるテーマの発表を聞き、自らのタイミングで会場を移動するというものです。
ポスターに決まりはなく、凝ったものを作っても良し、大きな文字でテーマやキーワードだけ書いたものでも良いとの事でした。
今年は「苦労話」をテーマにしたポスターセッションが多かったので、裏テーマとしてあったのかもしれません。

ポスターセッション①
これは社内システム開発に携わっている新入社員の発表を皆で聞いている様子です。
AWS活用事例や苦労話を聞いて、なるほどな~と思った次第です。
私からは、新人研修を終えた後の初プロジェクトという事で、研修と実業務のギャップについて聞きました。
社内システム開発では、新しい技術をドッグフーディング的に試していることもあり、「技術の新しさ」にギャップがあり、苦労もあったとのことでした。

ポスターセッションの様子①

ポスターセッション②
このブースでは、「組織の構造とマインドセット」について、豆蔵をテーマにして参加者で議論しました。
自分視点と他社視点の豆蔵の違いや、皆が共通で感じている豆蔵の強さと、弱さがなんとなく分かって非常に興味深かったです。
また、1つの図を見て、「今話をしたことは何に当てはまるだろうか?」と考えて整理していく工程も、普段の業務とは違った新鮮さを感じました。
事業部やプロジェクトの垣根を超えて、同じテーマで議論し合うという機会は無かったため、こういった時間を通してその人の考え方や人となりが少し見えるのも良かったです。

ポスターセッションの様子②

インタビューセッション

インタビューセッションは今年からの試みで、インタビュワーがインタビュイーにこれまでのキャリアや取り組みなどを聞いていくというものです。

主催者である髙橋さんが司会進行し、インタビューイーの皆さんが自己紹介、参加者から質問をしていました。
何故豆蔵に来たのか?豆蔵に入って何を感じたのか?豆蔵に入って良かったか?等の突っ込んだ質問や、自己紹介から技術的なや興味・関心についての深掘りをしてコミュニケーションを図っていました。

インタビューセッションの様子①

最後に

いかがでしたでしょうか。
板豆は14時~17時の3時間にわたる大イベントでしたが、常時20名程度の参加者でブースが盛り上がっていました。
社外に公開できない情報もあるため、この記事ではブースの様子をかなり絞ってお伝えしましたが、それぞれの苦労話があり、とても興味深いとともに、苦労話がテーマであったからこそ、質問もしやすかった印象もありました。

最後までご覧いただきありがとうございました。
もし少しでも弊社にご興味をお持ちいただけましたら、こちらの採用ピッチ資料や採用サイトに詳しいことが記載してありますので、ぜひ一度ご覧ください。


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