豆蔵の職人のような先輩の姿をみて、より知識を深めたいと思った。未修得の領域にも挑戦できる環境が魅力。
自己紹介
キャリアポジション・業務の割合
高校時代に3Dモデリングからプログラミングに興味を持った
ーシステムエンジニアを志すきっかけ
高校時代まではものづくりが好きで、プラモデルを作ったり油彩画を描いたりしていました。ただその時はまだプログラムについては特に触れたこともありませんでした。当時ゲームも好きであったことから3Dモデリングには興味があり、「この作ったものを動かせるようにするためにはどうすれば良いんだろう?」と調べていくことでプログラムの存在を意識するようになりました。
それがきっかけで、3Dモデリングやプログラミングの知識を得るため情報系の大学へ進み、プログラムで実現できることの幅広さを知ることができました。
様々なものを作れること、どのプログラムも違う形をしており毎回新鮮な気持ちでものづくりができることからシステムエンジニアを目指しました。
人間関係は良好でも、技術力の停滞に悩む日々に転職を決意
ー転職を決意した理由
元々開発志望で入社した前職では、文系出身者も多く、プログラム経験のない若手が多く在籍する会社でしたが、人間関係は良好ですごく居心地が良かったです。もともと携わる案件もテスト中心で稼働の高い案件が多かったので、社員同士が一致団結していました。また、開発案件に携われない中でも、業務の合間にプログラムは独学で勉強するように心がけていました。ただ、そういった日々を過ごす中で、開発経験や技術力が身に付かないまま2,3年ほど月日を重ねている事にだんだんと不安を感じるようになったことを覚えています。
また、人間関係には満足していたものの、技術についての意識のずれを感じるようになり、もっと会社の中で技術に踏み込んで会話できるようになりたいという葛藤を感じるようになりました。人間関係での葛藤、開発案件に携わりたいのに携われない状況が続いていることにも不満を感じるようになったタイミングと、私よりも上の方々が辞めていくタイミングが重なり転職を決意しました。
豆蔵が唯一、技術に関して会話が弾んだ会社だった
ー豆蔵に応募した理由と入社を決めた理由
転職エージェントの方にオブジェクト指向やドメイン駆動設計(DDD)で開発行いたい、新しい技術に熱心で成長しあえる仲間が欲しいという要望を伝えたところ紹介頂いたのが豆蔵でした。他にも何社か面接は行っていたのですが、唯一、技術に関しての会話が盛り上がり、楽しいと感じられたのが豆蔵で、「新しい技術に熱心で成長しあえる仲間」を求めていた私にとって最大の決め手になりました。
要件定義からインフラまで携われることで自分の知識を一つ深いところに落とし込むことができた
ー豆蔵での業務内容とやりがいについて
豆蔵では主にJavaを用いて業務用のWebアプリ開発に携わっています。少人数で行っている事もあり、お客様との要件決めやバックエンド、フロントエンド、インフラと一通り触れる事ができるのがやりがいになっています。
社内システム開発&保守では知識・経験不足と感じていたモデリングや業務ヒアリングにチャレンジする機会があり、成長につながったと感じています。
同じプロジェクトにモデリングや業務ヒアリングの達人がいて、その方と一緒に仕事が出来たという事が成長に繋がった大きな理由です。これまでは設計など上流工程に関わる機会がなかったことから、設計についての知識理解が浅い状態だったのですが、手戻りがありながらも、なんとなくこなせてしまっている感がありました。その方の仕事の進め方を見たり、アドバイスを受けたりする中で、これまでは部分的でしかなかった自分の知識が点と点でつながって自分の中でもう一つ深い段階の知識に落とし込めたのかなと思っています。
知識が浅いながらもインフラ領域にチーム全員で挑戦できたことにやりがいを感じた
また、同案件で、AWSに触れる機会があったことも新鮮でした。これまではアプリ開発を担当することが多かったため、インフラに携わる機会はありませんでした。社内システム開発は経験してこなかった事をチャレンジする場という意図もあるため、私以外の社員もインフラの知識が浅い状態からスタートし、大変なことも色々ありましたが、自分たちで未知の領域に挑んでいく感じがしてよい経験にもなりましたし、純粋に楽しかったです。
豆蔵の職人のような先輩の姿をみて、設計に関する知識を深めたいと思った
ー豆蔵に入社してよかったと思うこと
豆蔵に入社してよかったことは2つあります。
1つ目は、設計に関する知識を深めていきたいと思えたことです。
これまでは浅い知識で何となく設計をこなしており、実際に業務モデルを書く際にどのような流れ、粒度で書いていけばわからない状態に陥ったことがありました。その時に、豆蔵の職人のような先輩に今やるべきこととそうでないことなど的確な助言をいただけたこと、設計だけでなくコーディングの知識も豊富な先輩の姿をみて、私もコーディングだけでなく設計に関する知識を深めていきたいとより思うようになりました。
加えて、豆蔵に入社する前は、テスト案件にしか携わることができなかったため、自分がどんなシステムを作っているのか、何を作っているのか、システム開発の全体像すら見えていませんでしたが、入社後は上流から下流まで一貫してシステム開発にかかわっていくため、全体像がつかめるようになりました。
前職ではテストに必要になるプログラムの基本文法やフレームワークの使い方を覚えていればよかったのですが、豆蔵ではもっと幅広い知識が必要で勉強の日々ですね
充実している社内イベントも魅力
2つ目はプロジェクト外ではハッカソンや豆寄席、ディベロッパーサイトなど技術に関して自主的に学ぶ場があることが良かったです。技術について語り合う場や学ぶ場を求めて転職を決意したので、どれも自分たちで学んでいこうとする姿勢が強いからこそあるイベントなので豆蔵らしさを感じています。
新入社員の「大丈夫」を過信しない。その人に寄り添ったサポートを心がけている
ー豆蔵でのメンター制度と、メンターとして心がけていること
豆蔵にはメンター制度が存在し、先輩社員が新入社員のメンターとして精神面や技術面などでのサポートを行っています。私は同時に2名のメンターを担当したのですが、私自身メンターになるのが初めてで、最初はどう立ち振る舞えばよいか戸惑いはありました。精神面でのサポートや仲間として、お互い足りない部分を補いあう関係になりたいと思うようになってからは、先輩として接するのではなく横並びで接するように意識し、自分もアドバイスをもらえるような関係を心がけました。
また、メンターとして接する上で、新入社員の「大丈夫」という返答を過信しないように心がけました。社会人になりたての時は何がわかってないのかわかっていなかったり、わかっていないことを言い出せなかったりする人や、こちらの問いかけに対し固定で「大丈夫」と返答してしまう人もいます。そういった人ほど普段の言動やソースコードにさりげなく悩みが表れていることもあるので、新入社員の「大丈夫」を過信しすぎて悩みを取りこぼさないようにしたいと思っています。
リモートワーク中でもZoomやSlackでの常時通話で気軽に相談しやすい環境に
ーフルリモートワークでの働き方とメリット
フルリモートワークになって満員電車に乗らなくてよくなり、業務の前後で自分の関心ごとを調べる時間が取れるようになりました。
また、フルリモートワーク中でも一人で黙々と作業するのは正直つらい部分があるので、ZoomやSlackの通話機能で常時通話状態にしています。対面のほうが楽だなぁと感じることはありますが、常時通話状態にすることで、リモートワーク中でも、相手の状況がある程度分かるようになるので声掛けがしやすいです。また、プロジェクトメンバーのスキルレベルにばらつきがある際や、新規参画メンバーがいた際に質問がしにくいという事があるのですが、そうした問題の緩和に役立っていると感じます。
趣味の園芸やコーヒーでリフレッシュ
ー休日の過ごし方
休憩時間中にはオフィスの中ではできないリフレッシュ方法がとれるのもリモートワークの魅力だと思います。例えば、好きなコーヒー豆を挽いて飲んだり、趣味の園芸でリフレッシュしています。自宅近くに個人経営のコーヒー豆専門店があるのですが先日はちょっと冒険して正式名称がすごく長い名前の豆(名前は忘れました)を購入してみました。
また実家で猫を飼っている事もあって猫草やキャットニップ、マタタビの苗を育てています。
休日には園芸のお店で面白そうな植物がないか探したり土や肥料を見比べたりしています。台風の日はベランダの鉢植えが倒れてしまい、大変な思いもしていますが、花が咲いた瞬間などはすごく嬉しいです。ただ、少し前に畑わさびを育て始めた際には、今年の猛暑のせいかこちらは上手くいかず、残念な結果になってしまったので、次回改善したいです。
仕事をする上で大切にしていること
仕事において大切にしていることは2つあります。1つ目はお客様がシステムに求める価値を最優先にするということです。やはり技術が好きなので、技術的な課題があると時間をかけたくなってしまいますが、お客様は最新技術を求めていない場合があります。システムはお客様の課題を解決するために作っているので、技術的にすごい事ができるシステムにしようとするのではなく、お客様がシステムに求める価値を最優先に意識したいと考えています。
2つ目は意見交換をすることです。プロジェクトのチーム内には何かに長けた人がいると、その人の意見を鵜呑みにしてしまいがちです。しかし、誰でも間違う事はありますし、その人が必ずしも正しい事を言っているとも限りません。そのため、関わっているメンバーで建設的な意見交換ができる環境を作り、発言するように心掛けています。
今注目しているサービスは?
今までモノリスなシステムばかりやっていたのでマイクロサービスに注目しています。スケーラビリティや障害分離の面でモノリスに比べてメリットがあること、サービスごとにプログラム言語を変えることができ、Javaに限らず色んな言語を触れることに魅力を感じています。現状私はインフラやミドルウェアの知識不足を感じているのですが、逆に捉えると色んな事を学べるということにもなるので、そんな所にも魅力を感じています。
豆蔵に関心がある方にメッセージ
技術的に語り合える仲間が欲しいと思っている方にはうってつけの会社です。普段の業務やイベントなどを通じて社員の方とたくさん技術談義ができており、素敵な仲間に出会えたなと感じています。その分、勉強すべきことが多くて大変ですけどね。笑
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
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