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一度死んだから言えること!

◎閑話休題14

【満足と怠慢】

時に人は
自分の素を辿りたくなる

先祖は何者か?と言う血脈に一喜一憂し
その先の神や自然霊へ感動して崇拝し
すべてが宇宙へと帰結した大団円的結末に

「納得!」と声を上げる

ほんとうに?

道理としてはよくわかるし
間違いとも言えないが

「で・・・?」なのだ

それで何を見つけた?
宇宙と繋がってワンネスだとか
自分がグレートサムシングの一つだと
理解したら終わりなの?

人は人から生まれる
もっと言えば不思議な命によって
命を与えられ生まれてくる
そして自分も次の命を産んで去っていく

確かにこの世界は循環で成り立っている
自然摂理も然り
人の構造も然り

それはこの次元の理(ことわり)だけで
そんなの多元構造宇宙の一つでしかない

せっかく何かまで辿り着いたのなら
もう一歩踏み出さないと意味がない
それが進化と言うものだ

endにたどり着いたのなら
もう一歩足を踏み出してみる
本当に行き止まりなのか
確かめてみる

やりきった!と安心するのはまだ早い
人は答えを得ると
満足して歩みを辞めがちだ
その先へと歩を進めるのが
賢者と言うものだ

それは特別でないし欲でもない
探求であり好奇心である

満足とは足を止める恐ろしい罠である
目的に達したと安心すると
真実が見えなくなる

真実とはあなたが求めた目的からちょっとズレたところにあるからだ
そこがミステリーであり面白さでもある

斜め45度の世界へヨウコソ!

さぁあなたは本当に宇宙と繋がっているのだろうか?わかりやすい理に納得してはいないか?

満足を怠慢に変えてはいけない
その先へと足を踏み出して行くのが
勇者と言うものなのだから


続く

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