愛するの?愛さないの?それとも・・・超現実的スピリチュアル
世の中には幾つもの愛がある
それは
フワフワとしたものであるけど
カチッとしたものでもある
一律の表現には意味もなく
人の数だけ愛がある
最初に愛されるのは生まれて直ぐである
母胎の中から出してもらい
訳もわからず泣きじゃくるのに
オッパイを直ぐに飲んで寝るだけの存在
汗をかいたら拭いてもらい
オムツを替えてもらい
季節によっては衣服を調整して
快適ライフを与えてもらえていた
もちろん
可愛い可愛いと言ってくれるし
笑わせてもくれるし
撫でたり頬ずりもしてくれる
なのに
何時の頃からか叱られ責められ始める
「あなたのせいだ❗️」と
怒鳴られ叩かれるか無視される
「愛から愛でないものへと変わった
自分が悪いのだ」と自分を責め育てて貰う
だって放置すれば死んでしまうから
いや
愛されない事が悲しくて堪んないから
なんの為に生まれたのか?
なぜ疎まれているのかも理解なんて出来ないから
「叱られない様にしよう」
「良い子でいよう」と
何時しか本音の自分を隠して生きた
私は貧しいが普通の家に生まれた
父親は子供が嫌いだった
彼は親に愛されなかったから
でも理不尽に怒りも叱りもしなかった
自分を我慢して透明になって酒に逃げた
母親は虚弱だった
それを克服する為に宗教に染まった
一生懸命に内職をしながら愛してくれた
しかし
真実は宗教をする息子が欲しかった
自分の苦しみを宗教で補い
一緒に背負ってくれる息子が欲しかった
だから従って生きた
「お母さんのただ一つの願いだから」と
だが
私は途中で目が覚めた
愛されたくて
親の愛に浸りたくて従っていただけなのだと
一人前の大人ではなく
親の都合の良い息子をしていたのだと
焦ったが
今さら時間も年齢も戻せないまま歳を重ね
知識を詰め込んで誤魔化した
弁論を使い賢い自分を演じた
だが
社会はそんなに甘くない
人として足りないものを突きつけられ
罵られバカにされ晒し者にもされた
そんなどうしようもない自分が
嫌で嫌で仕方なかった
そんな時に親より親として
自分に接してくれた人と出会った
一緒に泣き笑い叱り育ててくれた
ご飯を食べなさいと食べさせてくれ
これでもかと褒めてハグしてくれた
人生の変換の時だった
だがある日
キタギツネの自立の時の様に撥ね付けられた
突然の別れだったしあがらえない流れだった
「十分愛されただろ?」
「今度はあなたがする番だよ」
それに気づいたの10年も後の事だった
今は周りを見渡すと
昔の自分が沢山いるのがわかる
いや
私より愛されなかった虐待された経験を持つ
大人たちが沢山いる
私が気づくのに10年も掛かったのは
愛される事を探したから
愛する事を探したから
それを辞めなければならない事に
気づけなかったから
愛を探すと人を
大切に出来なくなるジレンマが起こる
愛は憎しみをもたらす
愛は恨みをもたらす
足りなければ容易に人を傷つける
人を思う心とは
大切に思うことでしかない
後悔しない人生を送る為に
大切さを知らねばならない
大切だと思うなら
どうすれば良いのか分かる
昨日もそんな大人たちと居た
良い奴らだが
愛を十分に注いで貰えず育ったから
そんなあなたたちが大切だと伝えた
可愛いぞと伝えた
皆んなが涙に溢れた夜になった
次はあなたたちがする番だよ
by ケンケン
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