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一度死んだから言えること


◉大谷選手の左肩についての私見

テレビで大谷選手の怪我を「脱臼だ脱臼だ」と皆さん言うので、「うーん違うよなー」と思ったでちょっと書いてみます。なお、勝手な私見である事を先にお断りしときます。

確かに肩関節の脱臼の機序としては、勢いよく手を着いた事で起こるのはあのままです。

ですが本人の声もマイクに拾われていて「亜脱臼」と発言してましたね。それはちょっと横に置いておいて。

先ず脱臼であると既に彼はチームから離脱してらでしょう。翌日に試合に出るなんて無理です。脱臼とは肩関節を守っている関節包が破れて、上腕骨骨頭が前方や後方へと脱出してしまうものです。

痛くて痛くて定位置に戻さない限り痛いものですが、戻したところで動かすなんて悲鳴をあげるだけです。そして、整復は施されたとは報道では言われていませんよね。

で、亜脱臼とは整形外科的には無いものですが、実際には位置が少しズレてるだけの状態は頻繁にあり、私も亜脱臼として整復してます。これは少し戻すだけで肩は動きます。

なので彼が述べた様に一番妥当なのは、亜脱臼レベルだとは思いますが、見ていると太い筋肉に守られているので、案外落ち着いていると思います。だからバットを振っている訳なのです。

ならば彼の動きを正常に戻すなら、先ず肩や肩甲骨周りの筋肉に残った、衝撃波を解除する事から始めないと、危険を感じた体が落ち着きません。

やった当初は瞬間にアドレナリンが出て痛みを制限しますから、肩が痛いとしてもそれは結果論で、一番のダメージ先とは限らないのです。

彼はたぶん脱臼を知っているから、そう理解したのでしょうが、先ずは衝撃波を排除して落ち着かせる事が大切です。

後は画面で見る限りの私の見立てでは、腕→肩と衝撃の流れは脊椎へと到達して、そこで受け止めた感じですね。結果的に多裂筋がそのダメージを補助したと思われます。つまり上部脊椎7〜8番辺りの可動が悪くなっていると思います。

ならば本人を安心させる為に肩関節や周囲の筋肉の衝撃波を取った後に、該当の脊椎と多裂筋のダメージ治療をすれば、更にそこをカバーしている僧帽筋や背筋が動き出すので、左肩はスムーズに動き出すでしょうね。

そして続けて試合に出て体を動かしているので、その余波つまり肩や背中を守る為の代償行為は、腰回りや股関節にもあるとバッティングの機序からも見て取れます。

でも、結局はある程度動く体なので、明日以降も無理して体を使う事でしょう。だってワールドシリーズなんですからね。選手であるならばやるしか無いでしょう。

しかし、その分の代償行為は加算され、肩の問題だとしか見てないと、それが負の蓄積ととして来年の活躍にも影響が起こるでしょうね。

救いはワールドシリーズが終わればシーズンオフになるので、そこでどう手入れをするか?だと思いますが、彼や球団から私に問われる事はないので、彼の体力と運次第になるでしょう。

彼は膝の手術もしてます。それでも現役として生き残り活躍してますので、強い人だとは思いまさに。

逆に選手生命が短い人の特徴は、ケガの場所だけを見るからです。そして私の言う様な事は医学的では無いので、病院でも笑われるか相手にされません。

ですが私が昔にいた病院では、そう言う人たちやドクターを治してましたので、不思議がられながらも信頼を勝ち得てました。

西洋医学で分かるもの、東洋医学で分かるもの、民間医療で分かるもの、古来からある体術で分かるもの様々です。

偏った知識では、生命と言う摩訶不思議なものには対応出来ません。だから大谷選手には来年も頑張ってほしいので書いてみました。

ある説によると5人を介せばどんな人とも繋がるらしいので、もしかすればこの話が届けば幸いです。

あなたと家族の周りの人が今日も健康であり幸せでありますように・・・。

続く



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