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チームで挑んだmameZINE冬号。デザイナーたちが語る、制作の裏側
”ママ”と”わたし”のコミュニティマガジン mameZINE冬号は、いよいよ明日12月1日(日)に公開です!
ライターチーム編に続き、mameZINEデザイナーチームの3名で座談会を開催しました。創刊号をふまえて、大きくパワーアップしたデザイナーチーム。創刊号からの変化や冬号のデザインに込めた想いなど、制作の裏話をお届けします!
デザイナーチームのメンバーはこちら!
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創刊号からの変化。チームで挑んだ冬号の制作
ーー今回、アートディレクターの妃菜さん(@ihina_happylife)を含めて、制作前にデザインチームで打ち合わせをしましたよね。どんな話し合いをしましたか?
みふみ:実際に誌面化した創刊号を見て、「デザインの統一感や色の薄さが課題だよね」という話になりました。前回は文字の色は決めていたけど、トンマナ(デザイン全体の雰囲気)は決めていなくて。だから、イラストや色味も事前に決めて統一感を出していこうという話になりました。
あと前回は1ページずつ作っていたけど、今回は見開きの状態でデザインしています。だから私たちも作りやすかったし、見やすさもアップしてるかなと!
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ーーなるほど!では創刊号と比べて、スムーズにいったことや逆に難しかったことなどありますか?
みふみ:個人的には、創刊号のときよりマガジンのデザインというものを理解できたからか、すごくやりやすかったな。妃菜ちゃんも気にかけてくれて、途中で相談会の場も設けてくれたし。みんなでざっくばらんに話し合いながら、デザインを進めていけました。
kana:同じくです!あとは、今回ライターさんと一緒に企画から考えることができたのがよかったかな。どういう記事にしたいとか、アンケート内容をどうするとか。アウトプットをイメージしながら進められたので、デザインにも反映しやすかったかなと思います。
あきち:私は前回、わけがわからないまま進めて、とりあえず完成させた感じがあるんですよね。 冊子のデザインは初めてだったんだけど、原稿の文字量をそのままドン!って入れてしまって(笑)。デザインよりも文字を入れることを優先してしまっていました。その反省点を活かしつつ、勝手もわかってきたから今回は進めやすかったです。
冬号テーマ「てのひらに無限大」。デザインにこめた想い
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ーーデザイナーチームは、チームワークや取り組み方など、創刊号のときと比べて大きく変化していますね!そんな冬号の制作、担当コンテンツのデザインでこだわったことを教えてください。
【あきち担当】
クリスマス緊急会議・あなたが生まれて1000日(インタビュー)・裏表紙
あきち:クリスマス緊急会議では、クリスマスのワクワク感をデザインで表現しています。ライターのりこぴんちゃん(@rikopinn1220)と、「アドベントカレンダーをイメージした、デザイン重視のページにしよう!」と企画しました。アドベントカレンダーを開けるワクワクを、感じてもらえればいいなと!
インタビューページでは、インタビュイーのなりーさんをイメージして色味を決めました。直接お話ししたことはないけれど、私の中でなりーさんのイメージは、ギブ精神があって柔らかくて明るい方。この「柔らかくて明るい光」をデザインで表現しています。
【kana担当】
これから叶えたい「親子の夢」座談会・習い事Q&A・エッセイ
kana:担当したページは、すべて今回の「てのひらに無限大」のテーマに沿ってデザインしました。
座談会では、ふわっと夢の中にいるような雰囲気で、夕陽から夜に向かっていく空のイメージ。思いをはせている感じが出るように、色使いに気を付けました。あと、mameZINE自体に、“ママだけど自分を持っている、凛とした女性像”があるので、上品かつしっかり芯があるようにデザインに反映させています。
習い事のページも、専門家の方からのアンサー部分を少し波のある円形にしているんです。これも「可能性が広がっていく」というイメージで、動きのある円に。色合いは教育っぽい緑色をベースにしています。子供の教育系ってカラフルだったり、図形が使われていたりするんですよね。いろいろな資料を参考にしました。
エッセイは、前回と同じ雰囲気でイラストの選定をしています。ゆうこさん(@Yukoshelikes12)とも先日、想いが伝わるデザインや、改行の位置を細かく話し合って決めました。ゆうこさんの想いや世界観が伝わればいいな。
【みふみ担当】
表紙・目次・コンセプトページ・教えてえりさ先生・mameZINE cafe(頑張った大賞・占い)
みふみ:MiYaさん(@38uxwou38)の占いページのデザインは、「やりたい!」って手を挙げさせてもらったんです。私自身、雑誌の占いページがすごく好きで。だから、ノリノリでいろいろな雑誌を見漁っていました(笑)。これまで、こういうテイストのデザインはあまり作ったことがなかったので、新たな領域に挑戦してみたかったのもあります。
あとは表紙やコンセプトページも、今回は写真をメインに使っています。女性誌って写真が全面に出て、余白を大事にしているものも結構多くて。だから、今回写真選びはこだわりました。
表紙が女の子の雰囲気だから、コンセプトページはあえて男の子のイメージ写真にしています。ブランコの空に飛び立つ感じが、今回のコンセプトの「ブランコに乗ったら空に飛び立とう」という文章にぴったりはまって!それでこの写真を選びました。
すべてのママと、未来のママへ。自信をもって届けたい
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ーーどのページも、3人の想いがたっぷり込められているんですね。
それでは最後に、いよいよ冬号発行!ということで、今の気持ちやどんな人に届いてほしいか教えてください。
kana:今回、創刊号の反省点も活かしながら、みんなで頑張って取り組みました。記事としても、すごく面白いものができたなと思っているので、ぜひたくさんの人に見ていただきたいです。特に周りがキラキラして見えて、「自分には無理だな……」と感じている人に届いてほしい。そんなモヤモヤを抱えている人の心に寄り添って、背中を押す機会になればいいなと思っています。
あきち:今の気持ちは、楽しみでいっぱいです。創刊号のときに、Xで感想を呟いてくれる人がいっぱいいて、 それが嬉しかったので。また多くの人に見てもらいたいな。届けたい人は、全世代のママ!mameZINEは未就学児ママ向けだから、小さいお子さんがいる方にはドンピシャな内容だし、大きいお子さんがいる方は当時の気持ちに戻れる内容だと思っています。
みふみ:私は「早く世に出したい!」という気持ち。記事もデザインも創刊号よりパワーアップしてるので、早くたくさんの人に見てもらいたいな。私、創刊号の冊子を妊娠中の友達に渡したんですよ。その子から「ママってこういう悩みがあるんだね」とか、「産後のイメージができた」って言葉をもらえて。それがすごく嬉しかったんだよね。
全ママさんと全プレママさんに届いてほしいし、まだ妊娠や結婚をしていない人にも届いてほしい!子どもを生むことって、未知の世界に感じたり、障壁のように感じたりする人もいると思う。ママが生き生きしている姿をmameZINEから感じてもらって、「結構いいもんだな」と思ってもらえたら嬉しいです。
mameZINE冬号、いよいよ明日公開!
創刊号があったからこそ見えてきた課題、そこから生まれた新しい工夫やチャレンジ。形にしていくなかで、デザイナーチームの絆がさらに強くなりました。
「てのひらに無限大」
誰かと手を取り合うことで、ひとりでは見えなかった可能性が広がっていく。メンバーの話から、そんな想いを感じました。
メンバー12名の想いがこもった「mameZINE 冬号」は、いよいよ明日公開です!
mameZINE Xアカウント:@mame_ZINE
問い合わせ先:mamezine.contact@gmail.com
インタビュー・執筆:いなり(@inari8520)
サムネイル:みふみ(@mifumi_515)