![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/148558646/rectangle_large_type_2_b7c2a1609789e396e04f70db32390566.png?width=1200)
ママでも「わたし」を諦めない。mameZINE公開直前!やまひろ×妃菜 ディレクター対談
「良い母親」の型に、はまらなくていい。ママでも「わたし」を諦めない。
「ママ」と「わたし」のコミュニティマガジンmameZINE(読み:マミージーン)。いよいよ明日7月31日公開!
mameZINE創刊号が、どのように出来上がっていったのか。コンテンツの裏にある、それぞれの思い。ディレクターに挑戦した2人が、この経験で手に入れたものは?
mameZINEの立ち上げから約4ヶ月。公開直前に、ディレクター2人で対談を行いました!
![](https://assets.st-note.com/img/1722063864558-ilH3wIcobZ.png)
5歳 男の子ママ|フリーランス(ライター・編集者)
⋆⸜⋆⸜最近の「お祝い」エピソード⸝⋆⸝⋆
息子5歳・愛犬2歳の誕生日を一緒にお祝いしました🍰本当の兄弟のようにいつも一緒です👦🏻🐶
![](https://assets.st-note.com/img/1722063909835-VkiTKe93jo.png)
5歳 1歳 男の子ママ|事務 兼 デザイン
⋆⸜⋆⸜最近の「お祝い」エピソード⸝⋆⸝⋆
長男が両手を持って後ろ回りができるようになったこと。次男が「ママ」と言えるようになったこと✨
創刊号テーマ Happy Ordinary Day!~わたしときみの、日常を祝おう~
ーー今回やまひろさんがコンテンツを企画されたとのことですが、どのような過程で出来上がったのでしょうか?
やまひろさん(以下、やまひろ):初めは「こんな企画をやりたい」という案を、皆で出していったんです。メンバーの案もバラエティに富んでいたし、「これ、どうまとめるんだ!」ってかなり悩みました。1本の軸がないと雑多なものになってしまうと思い、コンセプトを決めようと考えたんです。
それからもしばらく悩んでいたんですが、ある日、長風呂をしていたらフッとひらめいて。まず「Happy Ordinary Day」ってフレーズが思い浮かんだんです。ヴァネッサ・カールトンの「Ordinary Day」という曲がすごく好きだったので、「平凡な日もお祝いしたらいいじゃん!」みたいな。
人生で見ると、子育ての期間はすべて貴重で特別。特別な日も平凡な日も、お祝いすべきことだよねって自分の中で関連づけました。そこからは結構スムーズで、コンセプトに紐づけられそうな企画を選んでいきました。
妃菜さん(以下、妃菜):ただコンテンツを並べただけだったら、ここまでいいマガジンにはならなかった。このコンセプトを持ってきてくれたのは、創刊号にとってすごくプラスになったなって思います。
創刊号 コンテンツ
◉特集 わたしと子どもの『特別』な瞬間
・mameZINE読者の『特別』エピソード
・編集部メンバー座談会
◉お誕生日どう祝う?みんなのお祝い大調査!
何する?何あげる?気になるみんなのバースデー事情を大公開♡
◉コラム 教えて!えりさ先生
知ってますか?人生の土台になるアタッチメントの話/お悩み相談
◉インタビュー あなたが生まれて1000日
起業家MOEさんに聞く♡完璧を求めすぎず“ママ”と“わたし”を両立したストーリー
◉mameZINE CAFE
本音満載の読者アンケート!ゆったりくつろぎタイムをどうぞ☕️
◉エッセイ 今日もわたしは「わたし」を生きる
子どもを産むことを想像できなかった、10年前のわたしへ
ーー1人1つ、簡単にコンテンツの紹介をお願いします。
やまひろ:はい。私は特集ページを挙げさせていただきます。「わたしと子どもの特別な瞬間」という、まさに創刊号のテーマを表す記事です。
日常の中でキラッと光るような子どもとの特別な瞬間を、読者アンケートと座談会で紹介しています。これを読むことで日常に隠れている大事な瞬間に気づくきっかけになるので、ぜひ読んでいただきたいと思っています。
妃菜:私からは起業家MOEさんのインタビュー記事を紹介します。妊娠期間中にスキンケアブランドの起業準備をして、産後3ヶ月でローンチしたMOEさん。
子育てと自分のやりたいことの両立を、マインド面も含めてどうしているのか。ここって、日常でみんなが悩むところかなと思うんです。子育てとキャリアの両立に悩んでいる方や、これからどうしていこうかと考えている方におすすめしたいです!
「良い母親」の型にはまらなくてもいい。欲張ったっていい
ーーmameZINEを作り上げていく中で、たくさんのママの価値観に触れたと思います。何か自分自身の価値観は変わりましたか?
妃菜:これまで私は子育てもキャリアも取りたいって動いてきたけど、周りからは驚かれることもあったんです。なので「母親として、いいのかな?」と不安に思うこともありました。
でもmameZINEに寄せられた声は、やりたいことと子育てとの両立で悩む方がたくさんいて。「自分だけじゃないんだ!」ということを実感しました。子どもも欲しいし仕事もしたいって女性が、どちらも取れる社会であってほしいなという思いがすごく強まりました。
やまひろ:mameZINEは自分も子どもも大事にしていくというコンセプトだから、勇気づけられる人は多いんじゃないかな。
妃菜:そう思います!私の同年代の子は今は仕事中心で、これから結婚して子どもを30歳までに……って考えている子がたくさんいます。「仕事も子育てもどちらも取れるんだよ」というのを、これを読んで感じてほしい。
ーー妃菜さんのどちらも取りたいという考え方は、どこからきているんでしょうか?
妃菜:私の人生のテーマは「悔いのない人生を生きる」なんです。 21歳で長男を授かったときに、「産む」という選択肢を後悔しそうな自分がいたんですよね。
じゃあ後悔しないためには、自分のやりたいことも諦めない。いろいろ諦めてしまったら、産んだことを後悔しちゃうから。 自分のやりたいことも子育てもどっちも取っていこうって思えたのは、長男を授かったからこそですね。
やまひろ:私も妃菜さんの話にすごく共感していて。子育てと自分のやりたいこととの両立で思い悩んでいる人の話って、リアルではあまり聞かないんですよね。
今の自分の悩みや「やりたいことがある」っていうのは、世間的に言わないほうがいいのかなとか。ダメな母親って思われるかなとか、そういう不安がすごくありました。
なので、これまであまり打ち明けたこともなかったんですよね。でも集まってきた読者アンケートを見ると、「悩んでたのは私だけじゃないんだな」って思える瞬間がかなりあって。自分の今の価値観やビジョンに自信が持てましたね。
もしかしたら読者アンケートに答えてくれた方も、リアルでは言えずにいるかもしれない。母親っていう型にはめられがちだし、自分もはめがちだしね。そういうのを吐き出せるようなコミュニティマガジンだといいなって思います。
ディレクターへの挑戦で、’好き’と’得意’に気付いた
ーーmameZINEのディレクター業を経て、なにか変化はありましたか?
やまひろ:本業ではWebメディアの編集業務をやってるんですけど、コンセプトからディレクションするというのは今回初めてでした。マガジン全体のバランスを取りながら、各企画を調整していくことが想像以上に大変で……てんてこまいになっていました。
でも、本当にいい経験だったなって思っています!私は0→1を生み出すことが苦手なんですけど、「今あるものをどう届けるか?世界観や思いを伝えるにはどうしたらいいか?」と戦略を立てるのはすごく好きだなって。
自分が得意なことや好きなことに、改めて気づかせてもらえました。これからはマーケティングの知識も学んで、コンテンツを作る人やディレクションの道に進みたいなって思っています。
妃菜:私もやまひろさんと本当に一緒で!今回初めてディレクターをやって、難しいこともたくさんあったけど1番の感想は「楽しかった!」ですね。自分は0→1ではなくて「どういう目的のために何を改善していくか」という、1から10を作る方が得意なんだと自信を持てました。
制作期間中にちょうど転職活動もしていて、迷いもありながらデザイン職ばっかり受けていたんです。でもmameZINEの活動を通して、「なんか違うかも」って思い始めて。 プロジェクトを進めたり、デザインをより良くするように考えたりすることが得意なんだって気づくことができました。
内定をいただいた会社は初めはデザインでの募集でしたが、どちらかというと企画の提案や新規事業を進めていく人が欲しかったようで。話を聞けば聞くほど、自分がやりたいことだし進みたい道だなって思えました。ただ今の会社でもやりたいことができる可能性が出てきたので、転職するか留まるかはもう少し考えようと思っています。
でもそんな風に方向性が定まったのも内定をいただけたのも、今回のディレクション経験があったからこそだと思っています!
ママでも「わたし」を諦めない。そんな人たちに届いてほしい
ーーいよいよ明日7月31日公開のmameZINE!どんな人に届いてほしいですか?
やまひろ:届いてほしいのは「やりたいことを叶えたい自分と、ママの自分との両立」に奮闘している女性たちですね。やっぱり苦悩することも多いと思うので、そんな女性のちょっとした心のよりどころに。ホッとできるようなマガジンになればいいなと思ってます。
今は一方的にこちらが発信する形ですが、ゆくゆくはそういう女性たちが集まって、輪になれるようなコミュニティになっていけば素敵だなと思っています。
妃菜:私も似てるのですが、キャリアと子育ての両立で悩んでいるママさん。自分の思いと向き合うことができたり、気づきがあったりするマガジンだと思います。
あとは子どもも結婚も、これから考えたいという人にも届けたい。mameZINEは、今後の人生のイメージをより具体的にするための1つになるんじゃないかなって思っています。
あとがき
やまひろさんと妃菜さん、ディレクター2人の思いは不思議と似ていることがたくさんありました。
「わたし」の人生と、ママとしての人生。時に悩み、迷いながらも、どちらも大切にして生きていく。自分もそうでありたいし、そんなママたちと手を取り合っていきたい。2人からはそんな思いを感じることができました。
11人全員が、心をこめて作り上げた「mameZINE 創刊号」!ついに明日、公開です!
mameZINE Xアカウント:@mame_ZINE
問い合わせ先:mamezine.contact@gmail.com
インタビュー・執筆:いなり(@inari8520)
サムネイル:みふみ(@mifumi_515)