
#バックナンバー【確定申告って…何?まだまだ、所得控除】
【珈琲のオトモのマメ知識 vol.239】
↓ 前回の内容です
はい、まだまだ終わりません!
多いです!と言うかですが、
こちらが勝手に多くしてますね…
なっちゃうんですよね、クセかな?
文書は後から確認しても、
有用になるように構成するんですよね
でなければ、意義が最大限
発揮できませんからね!
クセといよりコツ!
だと思いたいところ…
と、それすら長くなるので、
早速、本編にいきましょう!
§寄附金控除
これも有名になりましたね
『ふるさと納税』ってやつです
(所得税法第78条)
(地方税法第317条の2)
それ以外も当然にありますが!
これ、なぜ控除かというと、
寄附と納税って一緒でしょ?
ってことです!ってことは、
寄附先!これが重要ってこと
何処への寄附が対象か?
参照:https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1150.htm
・国、地方公共団体
・公益社団法人等
・独立行政法人等一定の法人
・特定公益信託
・政治活動への寄付
・認定NPO法人
ね?ほぼ国みたいなもんでしょ?
だから、納税と変わらんわけです
ちなみに、ふるさと納税は、
地方公共団体への寄附のことです
控除の金額も結構単純
・寄附をした合計額
・総所得金額の40%
これらの少ない方から
2千円を引いた金額が控除額
だから、よく言われるのが
『2千円で返礼品が買える』
って言われるわけですね!
ただ、寄附には税額控除もあり、
これは後々やりますが、
有利な方を選択できますよ!
§障害者控除
所得税は、障害者に優遇があります
計算は単純なのですが、
(所得税法第79条)
定義などが複雑です…
(所得税法施行令第10条)
定義は、その都度確認するとして、
控除の内容としては、
対象者により3パターン
・本人
(所得税法第79条第1項)
障害者 ⇒ 27万円
特別障害者 ⇒ 40万円
・同一生計配偶者or扶養親族
(所得税法第79条第2項)
障害者 ⇒ 27万円
特別障害者 ⇒ 40万円
・同居特別障害者
(所得税法第79条第3項)
これ少々複雑なので…
同一生計配偶者or扶養親族である
↓
かつ、特別障害者である
↓
本人orその配偶者orその扶養親族
と同居している状況の者
これを“同居特別障害者”といい、
控除額が、75万円です
意外に複雑ですが、障害者に控除ある!
ってイメージいいかと思います
§寡婦控除(所得税法第80条)
§ひとり親控除(所得税法第81条)
これセットで説明します
その方がわかりやすいかと
そもそも“寡婦”とは?
“ひとり親”のことです
ちょっと違いますがね
夫との離婚や死別により、
ひとり親となった女性のこと
これは、あくまで意味です
定義はと言うと…
(所得税法第2条第30項)
(所得税法第2項第31項)
ひとり親の定義は…
・事実婚等一定の人がいない
・同一生計の子がある
・その子の所得が48万円以下
・その子に同一生計配偶者、扶養親族がいない
・本人の所得が500万円以下
これらをすべて満たす人です
寡婦の定義は…
・ひとり親に該当しない
・事実婚等一定の人がいない
これらを満たした人で、
かつ、以下のいずれかを満たす人
・離婚の場合
⇒ 扶養親族+所得500万円以下
・死別の場合
⇒ 所得500万円以下
結構、複雑ですね…
控除額は単純です
ひとり親 ⇒ 35万円控除
寡婦 ⇒ 27万円控除
とりあえず、これで留めましょう
おそらく次回で区切り
税額控除だけでも、
かなり手間取りましたね…
確定申告って、奥が深く
故に、複雑なんでしょうね…
↓ 次回の内容です
/ ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄ / ̄
合同会社505
リスクマネーリテラシー
ねこのめ事務局
〒460-000 愛知県名古屋市中区錦1-16-14
HPURL:https://www.riskma505.com/
ʕ •ᴥ•ʔ ʕ·ᴥ·ʔ <相談はお気軽に♪ byリスクマ
_/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/ _/