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#バックナンバー【“シリーズ投資”第37株-終値?始値?どちらがいい?-】

【珈琲のオトモのマメ知識 vol.553】

↓ 前回の内容です


今回は、実例研究を明けての
コラム回ですね

各トレード手法には条件がありますね
それらをクリアしたら、

いざ、購入って流れですよね?
では、その購入価格は?

高騰日の終値?
その翌営業日の始値?

どちらかでしたよね?
これ、ロスカット基準も似たようところ

高騰日の始値?
その前日の終値?

どちらを基準にして、
計算したらいいものか?

結論、どちらともいえません!
だって、わからないんですから

それが投資というものです
…と、言い切ってしまったら、

それで終わってしまうので、
少し掘ってみましょう

まず、大前提として、

終値の方が始値より安かった
終値の方が始値より高かった

どちらの可能性だって存在し、
その多寡は不明です

これプロのトレードさんでも、
どちらとも言えないそうです

つまり、数多くのデータがあったとしても、
どっちつかずのデータになっているってこと

故に、どちらでもよい
が、結論になるわけですが、

例えば、

高騰した(条件を満たした)銘柄
これがあったとして、

『終値で買わず、始値が下がったら買うか』

『あ、上がったな…じゃ、購入見送るか、、、』

こんなこともするそうです
当然ですが、購入価格が、

低ければ低いほど、
パフォーマンスは高くなります


§『銘柄のよる?』


銘柄によっては、
終値で買った方がいいかも?

ってものがあったりします
それは、以下の条件を満たす銘柄

・ボラティリティが高い
・出来高が大きい

それぞれ確認です


・ボラティリティが高い

ボラティリティとは、
“値動きの幅”のことです

例えば、100円だった価格が、
1,000円になるようなら、

10倍も動いているので、
ボラティリティは高いですね

基準としては、
1日の値動きにおいて

約10%前後の値動きがあるようなら、
それは大きい規模だと言えます


・出来高が大きい

出来高とは、
“取引が成立した金額の総額”です

100円の株を100株売りたい
というAさん

100円の株を100株買いたい
というBさん

これ、需要と供給が成り立ってます
では、売買しましょう!

って、間に入ってやってるのが、
証券会社のお仕事です

この場合では、
100円×100株=10,000円

これが出来高の一部となります
この銘柄の取引がこれのみなら、

それがもう出来高になる
って感じですね

これ、計算の性質上、
株価が高い銘柄では、

どうあっても、金額が大きくなりがちです
故に『価格帯別出来高』というものがある

これは何か?というと、
“取引の成立数”を表したグラフです

これにより取引件数がわかるので、
その多寡については、

こちらで確認しましょう


§『終値で購入?』


で、この2つの条件
これらを満たす目柄は、

“終値で購入”です!
では、それはなぜか?

この2点の条件を満たすと、
短期利鞘目的のトレーダーが群がるから

すると、食いつきがいい
釣り堀に餌付きの釣り糸を垂らすようなもの

ってことは、終値よりも、
始値が上がりやすいですよね?

もっと言えば、そんな銘柄が高騰したなら、
速攻、売り抜けたらり、

なんてこともできたりします
絶対ではないですがね…

これもひとつのヒントですね
今回は短く終われましたね!


↓ 次回の内容です


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