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#バックナンバー【陰謀論でも言われる“ロックフェラー”って?】

【珈琲のオトモのマメ知識 vol.16】

↓ 一応、こちらが順番の前回の内容です


皆さんは【陰謀論】は信じますか?
世界は一部の人間による予定調和で回っているそうで…

信じる信じないは貴方次第として、、、
今回は、その中に耳にする

“ロックフェラー”について
少し確認しようかと!


§『ロックフェラーとは?』

そもそも、“ロックフェラー”とは
ジョン・ロックフェラーという人物の名前が元です!
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/ロックフェラー#:~:text=ロックフェラー(Rockefeller)は、,ドイツのプロテスタントの家系。

時代は1870年代、米国の高度経済成長期
日本では、明治時代の前半頃ですね!

この頃の米国で流行ったのは
【バロー・バロン】(泥棒男爵)
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/泥棒男爵

旅人から通行料をせしめるなど
悪質な方法で財を成した貴族のことです…

そんな時代の中、ジョンさんは産まれます
行商人の家系に産まれ、16歳で経理の仕事をします

そこから営業職を転々とし資金を作り、
23歳で石油精製会社に出資

ここから、経理職の数字のセンス
営業職からの気配りが光ります!

各事業のコスト削減、品質改善
商品開発と実力を発揮!

他の経営幹部も、それに倣い
正攻法で、会社は急成長!

その会社が『スタンダード石油』
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/スタンダード・オイル

スタンダード・オイルの第1製油所(1899年)

しかも、さらに化学者を雇い、
多くの商品、約300種類も開発!

これで生産における無駄がほぼ0に!
会社の収益性はとんでもなく伸びました!

さらに、その利益を
精製設備の改良に投資!

設備の安全性まで向上!
事業保険にすら入らないという自信まで…

成長ぶりを数字で見ると、
シェアは1870年では、僅か4%…

4年後の1874年で25%に急成長!
さらに、1880年では85%まで到達!

バケモノ企業と言わざる得ない…
10年で世界シェア85%なんて、、、

しかも、それでいてとんでもホワイト企業!
従業員には寛大で、待遇はかなりの高給!

ストライキや労働闘争も
全くありませんでした!

ただ、他の企業に妬まれます…
1906年に反トラスト法で訴訟されます…

反トラスト法は、近年だとグーグルがやられましたね!
ただ、それと内容は違いまして、、、

そもそも、反トラスト法は、
消費者の保護のための法律でして…

他の企業の妬みのためにあるわけではない
当然ですよね、少し考えればわります

スタンダード石油は、価格決定権を独占するどころか
他社に、値下げを促すくらいで

消費者に対して恩恵を与え、
さらに、その頃シェアも64%に低下していた

でも、最高裁は違法と判決!
会社は33社に分割されることになり

業務効率はどん底…
消費者はある意味値上げで大損…

因みに、その分割された一部が
あのENEOSですよ!
参考:https://www.eneos.co.jp/

ロックフェラー関連企業だったとは、知らなんだ…

なぜ、陰謀論に出てくるか?
というと、その一族の資産額に理由がある

いくらくらいだと思いますか?
なんと…約1,000兆円!!

22年度の日本予算が過去最高で
約107兆円、つまり、10年分はある…
参考:
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA235Q40T21C21A2000000/#:~:text=政府は24日、2022,費を引き続き積んだ。

この一族は信仰の深いプロテスタント
寄付も惜しみないのです!

シカゴ大学は、ロックフェラーの寄付で
ここまでに地位を確立しました!

すごい方、一族ですよね!
ビジネスは運だとか、先行者利益だとか言いますが、

ホントに、それだけでしょうか?
ジョンさんの生い立ちを見たらわかると思いますが、

かなりの努力量!
お客様、従業員への奉仕心!

一般とは、かけ離れていますよね?
つまり、そこを目指せばいいですよね!

如何に社会に資することができるか?
ビジネスの原点と言えますね!


↓ 一応、こちらが順番の次回の内容です


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