
【投資案件(詐欺)の失敗の理由、いや、それはドロ舟に乗るから…】
【珈琲のオトモのマメ知識 vol.620】
↓ 一応、こちらが順番の前回の内容です
喫緊、NISAの改正があったのは、
多くの方には、記憶に新しいかと思います
世界で、バカにされていた制度が、
少しはマシになりましたかね
すると、証券会社各社は、
新規口座開設に走ります!
広告宣伝をやたらと打ちます
TVからYouTubeまでですかね
目にした方も多いかと、
何を隠そう、当マメトモでも、
投資シリーズをやっております
こちらは、当該CM等と違って、
投資を勧めるわけじゃないですが、
知識、教養のため嗜んでおります
そうなれば、人というものは、
やってみたい!って方も多くなるもの
が、CMだけでは、
制度を知れても、
知識、教養は得られません
少し、時間が短過ぎますかね…
そして、待ってましたと急増したのが、
“詐欺”って輩です
これ、なぜ騙されるんですかね?
§『詐欺に種類がある?』
〇〇詐欺なんて名称は山程ある
そういった種類でなく、
詐欺の大別って感じです
2つに分けてみます
・原始的詐欺
・結果的詐欺
こちらの2つですかね
それぞれ、何?ってのを確認します
・原始的詐欺
一応ですが、こんな用語
社会には存在しませんからね
おそらくですが…
勝手に主張しております
これは、どんな詐欺のことを言っているか?
ですが、それは“原始”
『当初から人を騙す目的の詐欺』
いわゆる、純然たる詐欺そのものです
悪い人達が、綿密に設計し、
悪い人達が、せっせと人を集め、
悪い人達が、騙して廻る
そして、まんまと捕まります…
みなさまは、関わらぬよう…
・結果的詐欺
こちら、もしかしたら、
日常では、触れることがないかもです
事業者には、多い詐欺形式です
特に、個人事業主やその類
これ、どうゆう詐欺か?
『当初は騙すつもりはなく、結果、なってしまった詐欺』
つまり、事業に出資したら、
その事業が失敗、結果、詐欺と言われた
まぁ、こんな感じです
そんなのわかってんじゃん!
って感じでもないんです
投資案件って、富裕層への話では?
…でなくて、意外に、
一般にも話が来るものです
が、それらはすべて詐欺と言っていい
・中国で有名マンガのゲームアプリを開発している
・有名マンガをパチスロに移植する利権
・高速道路の入口備蓄倉庫へのバッテリー購入費融資
・パナマの周辺の上質な砂を売るビジネス
・超高速で裁定取引をする投資案件
・全国の電信柱の検査の利権
・発展途上国の電波塔の利権
・海外に国産のリンゴを輸出するビジネス
・有名企業がバックアップする暗号通貨
聞いたことあるものでも、
挙げたらキリがないですかね
あと、普通にYouTubeでも、
そんな広告ありますよ
投資系が多いですかね?
アフィリエイトなどもそうです
競取りなんて、流行りました
今でもあるんですかね?
これらの話って
物凄く最もらしい話になっていて
一般人は結構、騙されます…
§『そもそも、破綻してない?』
先程の2種類
前者は論外です…
騙される方が悪いと言っても過言じゃない
これだけ喚起して、なお、
まだ、騙されるなら、
それは、もう知りません
その注意喚起でさえ、
税金等を捻出しております
それでも足りないというなら、
そこに係るコストが、もはや詐欺同等…
では、後者はどうか?
これ、そもそも気付きませんか?
『なぜ、あなたに伝える必要があるのか?』
その観点から、
・ひとりで事業しない理由
・広く投資を募集する理由
・そもそも、儲かるか?
それぞれ、確認しますね
・ひとりで事業しない理由
投資案件を募集するってことは、
その方に利益を分ける
ってことです
例えば『アフィリエイト』
『1日〇〇の作業をしたら、1日最大5万円儲かります!』
結構、あるんですよ、この類
では、検討してみましょう
5万円×30日=150万円
こんなに儲かります!
“最大”って言ってるので、
売上平均したとして、
2.5万/日としても半分なので、75万円
じゃ、経営者ならどうするか?
その人を出資者…にするのはなくて、
雇用して、月給25万で雇って、
残りを諸経費引いて利益とする!
スマートな選択ですよね?
でも、そうしないんですよね?
それってどうゆうことでしょうか?
むしろ、ノウハウを購入してもうらう数十万
維持費の毎月の数千円
その方が多いってことですよね?
・その後の継続性が見込めない
・そもそも、人件費の方が高くつく事業
というのが真実です
儲かるなら、自分でやりますから…
・広く投資を募集する理由
投資、出資を募ることは、
資本主義経済では、よくあること
ですが、その方法論としては…
A案:1,000人から10万円の出資
B案:1人から1億円の出資
いずれも総額は変わりませんね?
では、どちらの方が事業としてよいか?
出資ってことは、利益分配がありますね?
では、その分配を…
A案 ⇒ 1,000人にしますか?
B案 ⇒ 1人にしますか?
どちらの方が楽でしょうか?
或いは、コスト安でしょうか?
確実に、1人ですよね?
つまり、一般に投資案件が来るってことは、
1人の方が事業性があるにも拘わらず、
コストをかけてまで、大人数に投資を募った
ということになりますよね?
では、それはなぜでしょうか?
答えは、かんたんです
その事業に見込みがないからです
こういった案件はVC(ベンチャーキャピタル)
と言われまして、専門家が入り、
事業が吟味された上で、
資産家、富裕層へ話がいきます
つまり、一般に公募しているってことは、
そこから外れたってことです
そもそも、成功確率が低い新規事業の中でも、
さらに、確率が低いってことです
そんな話に好き好んで乗りたいですか?
自分で事業やった方がいいと思いますけどね…
・そもそも、儲かるか?
では、最後に、トンでも想定をします
仮に『ホントに儲かる事業』だったとします
それらを広く募集して、
多くの方々に案件を届けたとしましょう
その多くの方々の全員が儲かる!
なんてこと、あり得るでしょうか?
答えは、NOだと思います
なぜかというと…
『多くが動けば、一人当たりの利益は下がる』
こうゆうことが起こるからです
その案件が、みんなでラーメンのノウハウ
それらを共有して、
みんなでそれぞれラーメン屋をやろう!
とかであれば、ホントに儲かると思います
それは、価値を創造し、それを具現化しているからです
流石に、それにも頭打ちはあると思いますけどね
が、一般に投資案件などは、
価値の創造なんて、しません!
だから、広告などで流れてくるんです
価値を生まないので、
『価値を生みそうなパッケージ』
で、販売して一過性で儲けた方が得策なんです
なので、詐欺紛いなわけです…
§『他人のドロ舟か?自力の手漕ぎボートか?』
事業というものは、
成功するかなんてわかりません!
でも、自分でやってみた結果
だとしてら、まだ納得いきませんか?
許容できるリスクだって、
自らの裁量で自由ですしね
成功するまで続けるもよし
もう、目処を付けるもよし
これ、舟だとしたら、
“手漕ぎボート”だと思います
体力は必要だけど、
着実に前進はするボートです
ですが、投資案件のボートは、
完全に“ドロ舟”です…
だから、資産家の方々から見向きもされない
そりゃそう、だって“ドロ舟”だもん
でも、日本の一般人いう人種は、
そもそも“舟”を知らない!?
日本人って、それほどの経済音痴です
義務教育で勉強しませんもんね?
まぁ、社会人として、
そんな言い訳してる段階でどうかしてますが…
それに、多くの方々は、
心のどこかで『楽して稼ぎてぇ~』
って、思ってるんです
そんな破廉恥な下心を持ってるから、
平気で騙されるんです
小生も結構、相談されるのですが、
これら絶対的に、
『やる前には相談しない』んですよ
これ、なぜかというと、
こう思っているようです
『これ、話したら反対されるだろうな』
『なんか、これ言ったらヤバそうだな』
こんな類のことを思っているそうです
だから、相談しないんです
つまり、どこかでヤバいかも…
ってわかっているから、相談しない
こういった方の特徴ですが、
・真面目に働けない
・一発逆転があると思っている
・自由にやりたい、拘束はイヤ
・世間知らず、経験不足
・どこかで自分はスゴイ人間だと思ってる
・承認欲求が比較的に高め
・小山でもいいから大将になりたい
経験則ではありますが、
こんな特徴がありますかね?
周りに、あれ?って方いますかね?
結構いますよ、言ってないだけで、
やられてる人っています
何なら、気付いてない人もいます
気付いてないなら、それはいいかと
相手は、プロの詐欺師ですよね
これらの話で『払ってしまったら』
もう、戻らないと思ってください
戻ってきた例は、数少ないです
しかも、全額なんてあり得ません
冒険の海に出るならば、
自前の舟で、苦労して航海してください
もし、大きな港に停泊できたなら、
そこで、フェリーでも買って経営したらいい
そこまでいけないのであれば、
そこまでの実力ってことです
自らが乗る舟は、
自らでこさえてたいものですね!
↓ 一応、こちらが順番の次回の内容です
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