#バックナンバー【カッパの真実、知らない方がいい事と日本正史】
【珈琲のオトモのマメ知識 vol.424】
河童【かっぱ】
古来の日本の妖怪です
今や、様々なキャラクターとして、
いたるところで採用されてます
ご当地のゆるキャラでは、
全国で20種類あるようです
参照:https://localchara.jp/catalog/search?keyword=河童&tag_mode=1
それ以外では、子供向けアニメなり、
友達として腕時計から召喚されたり、
なんと、日本食である寿司
これを象徴してみたりしてます
意外に登場する機会が多い
故に、目にすることも多い
日本で妖怪と言えば、
水木しげる先生ですね
『河童の三平』という作品
参照:https://www.amazon.co.jp/河童の三平-ちくま文庫-水木-しげる/dp/4480022384
河童にフィーチャーした作品
こちらも残されております
ってことは、古くから、
日本に馴染んでいたんですね
本来、妖怪であって恐怖の対象
これであったのが、
デフォルメされて、
可愛く教育系アニメにもなってたり
ちょっと認識が歪んできている？
かもしれませんよね
§『“カッパ”って？』
河童はミイラもあるようですが、
これはおそらく違うでしょうね
何等かの動物の奇形、亜種
まぁ、こんなところでしょう
そもそもですが、妖怪って
“恐怖の対象”ですよね？
なぜ、現代のように、
可愛く愛でる対象でなかったのでしょうか？
ツチノコみたいな扱い
これでもよかったですよね？
見付けたら賞金！みたいな
これの方が、何なら町興しにもなる
じゃ、まず河童を知ってみましょう
まずは、特徴から…
参照:https://youkaiya.jp/archives/37
・河に住んでる
・沼に住んで。
・人間や牛や馬を襲う
・尻子玉を抜く
・キュウリ好き
・頭に皿があり皿の水が乾くと弱くなる
・相撲が好き
（試合の前におじぎすると皿の水がこぼれて弱くなるらしい）
・子供の姿が多い
・甲羅がある
・魚が好き
・悪さをするが反省して草刈してくれたり、万能薬くれたりする
だそうです
周知のものから、え？ってものまで
分布も特定の場所でもなく、
日本全土的に出没するようです
呼び方も多くあります
全国的に出没するから、そりゃそうでしょう
でも、誰も明確には見たことない
見世物小屋もあったことない
となると、それってホントにいるの？
って話になりますよね
§『ウワサのカッパ説』
そこで出てきた説が多くて…
・オオサンショウウオ説
・宇宙人説
・猿説
・幼少期アンガールズ山根説
う～んから、ふざけたものまで、
ネットがあれば、こうもなりますね
これ、どれも違うと思ってます
もしこれなら、尾鰭付き過ぎです
では、何か？それは…
『子供の水死体説』これですね
えっ…？ってなります？
ただ、これが真実だと思います
確証はありません！
最も“っぽい”ってだけです
まず、水死体の特徴ですが…
・皮膚は緑色
川に放置された水死体は、
微生物等に分解され、
なんと石鹸になったりします
皮膚も緑色にもなったりします
だから、周りが泡立ってたり、
こんなこともあります
確認したいなら、
愛知県なら名古屋港で探してみてください…
・頭髪が抜け落ちる
川に投げられたわけですから、
当然に流れていきます
すると、岩等にガンガンぶつかる
四角い石も丸くなるわけで、
それが人間なら、毛が抜けていきます
ぶつかった部分がですね
これが“皿”ってこと
そう見えるってことです
・背中が膨張する
死体は腐ります…
クジラはよく見るかもです
ニュースになってたりします
これ、危ないんですよね
体内にガスが溜まり、
膨張し、いつか爆発するんです
これ、意外に威力があるので、
事前に処理をするんですよね
人間の場合は背中が膨張したりします
これが“甲羅”に見えたってことです
・肛門が膨張する
これも上記同様です
これがあるから“尻子玉”
これが抜かれるんだ！
って言いだしたわけです
・唇の変色
死体ですから、当然ですが、
そのままで維持はされません
顔に至っては、これも当然ですが、
血色は悪くなります
これを“くちばし”だ
と見られたわけですね
でも、なぜこうなったのか？
これ、おそらく“意図”があった…
§『無情な意図…』
どういった意図か？
“子供を川に近付けたくない”
これですね
水難事故は危ないですからね！
…じゃ、ないんですよね！
全く別の理由です
“子供達には知られたくない事実”
これがソコにあったからです
それって何か？
“子供の死体”ですね…
もっと言うと、さらに、
“ソレがある理由”を聞かれたくないんです
では、その理由って何か？
それは『間引き』です…
日本の江戸時代(1603～1867年)
世界の人口の１位が江戸でした
日本は、その頃、人に溢れてました
そうなると、社会において必要なもの
“食糧とその生産性”
これですよね？
多くの方のための“食糧”
それを作るための“生産性”
では、それって必ずしも足りるのか？
答えは“否”です
当然ですが、足りないよ…
ってところも出てきます
かと言って、年貢は減らされない
じゃ、どうしようか？
『そうか！そもそも、人を減らせばいいのか！』
こうなったわけです
じゃ、誰を減らすのか？
大人を減らすと、
そもそも、食糧が作れない…
じゃ、女性か？
いや、男性より非力でも貴重な働き手だ
そうだ！子供だ！
食糧の生産性に関係はない
しかも、これから食糧を食べるようになる
その前に“処分”してしまえばいい…
そもそも、多過ぎた人口ですから、
多少“間引いても”問題ないんです
これを川に捨てたんです…
だから、都合のいい大人としては、
その事実を知られたくない
特に、子供に！ですね
でも、当然ですが、
ソレを目にする人が現れます
だから、ソレを『河童』
として、恐怖の対象としたんです
そうしたら近付く人も減るし、
それを探る人も減らせ、事実を隠せる
この残虐とも思われる所業
なぜできたのでしょうか？
例えば、あなたの子がその間引き対象なら？
必死で止めるでしょうね
さらに、仮に、知らない間に、
間引きされたとしたら、
探しませんか？訴えませんか？
でも、それがなかったんですよね
それほどに飢えていたのか？
それも、そうではないんです
それなりに富んでいたから、
世界人口１位にもなったんです
じゃ、なぜ事実を揉み消せたのか？
答えは“親がいないから”
は？ってなりますかね？
親が戦死した？病死した？
それもあるでしょうが、そうではない
これ表現はよくないですかね
“親がわからないから”
これの方が正確ですかね
そんなこと有り得るのか？
有り得ますね、昔であるなら特に、
ＤＮＡ鑑定などできやしないですから
つまり、浮気、不倫は日常茶飯事だったんです
だから、人口も鰻上りだったんです
とりあえず、産んだからです
これらの子供は『長屋の子』
と呼ばれていました
この頃に、誰の子かわからない
そんな子を“みんな”で育てよう！
こういった社会主義的思想が醸成された
こうゆうことなんでしょうね
これ、現代でも残る文化ではないですかね？
皮肉かな、逆に、高齢者に対してですがね…
これによって心理学的に、
隠蔽が可能であったってことです
どんな現象なのか？
『傍観者効果』ですね
参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/傍観者効果
『自分以外に傍観者がいる時に率先して行動を起こさなくなる心理』
これですね
明確に親という存在がいない
みんなの子として、
みんなで育てましょう
いいように聞こえますが、
多面的な見方をするならば、
『みんなが傍観者』
ってことではないですかね？
それに付けて、その数が膨大
世界で１位ですからね
そのうちの“１”がいなくなったとしても、
気付かない人さえ、いるんじゃないですかね？
だから、これらが成立してしまった
その証明が“河童”かもしれません
ってことは、恐怖の対象というよりは、
事実を知り、考えなけばいけない対象
ではないでしょうかね？
まぁ、真実かどうかはわかりませんがね
年貢を緩めなかった幕府が“恐怖”なのか？
子供を処分する思考が“恐怖”なのか？
ひた隠しにした体制が“恐怖”なのか？
無知でお道化られる心理が“恐怖”なのか？
さて、何が恐怖なんでしょうかね？
少なくとも、河童ではないじゃないかと
ただ、何も知らずに、調べようともせずに、
ただただ、お道化てみせるのも違いませんかね？
何を知り、何を思い、
何を表し、何を遂げるのか？
判断できる人間、思想でありたいものですね
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