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乗ったり下りたり、進んだり止まったり

豆と小鳥エピソード#221はなんてことないお話をお届けさせていただきます。今回のお題は『笑い』です。
笑うツボって人それぞれ違いますよね?
日々の暮らしの潤滑油、「笑うこと」について話しています。

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大好きな村上春樹さんがエッセイで30歳成人説を唱えてられます。
30歳くらいまでは試行錯誤を重ねて、やりたいこと総当たり戦で、
だいたい30歳くらいで「ほな、こんな感じで生きていこうかな?」みたいな
感じでもいいのではないやろかって。
彼はアメリカの大学で教鞭をとってられたので、
その時、アメリカの老若男女入り混じる大学生と関わる中でそう感じはったのかな?と想像しています。

私が暮らす北米では30歳くらいまで定職に就かず、落ち着かず、
ハタからみるとフラフラピープルが多い。
高校や大学を卒業しても、進学や就職をしない人もたくさんおります。
ギャップイヤーと称して期間の決まっていない世界旅行に行ったり、
やりたいことをする資金を稼ぐために
油田で石油を採掘する肉体労働をする人、
やりたいことが見つからないから、特に何もしていない人もいはります。
で周りの反応も「あっ、そ」って感じの薄さが多いように感じます。
結局、本人がその選択に納得していたらいいやんかと思います。

そもそも17歳や20歳すぎで一生の進路を決めたり、
就職先を決めるんは難しい。
でも、決めないとあかんので、とりあえず決めて進む進む。
で、後で軌道修正するんが難しいから「なんか違うな」って思っても引き返すのも難しいから自分の気持ちに蓋をして不本意な人生を送ってしまう。
それよりエラー&トライを繰り返してやりたいことを絞っていくほうが後悔のない生き方ができるような気がします。

振りかえると17歳の時もカレッジを出た20歳の時も、好きな男の子、音楽、おしゃれが私の脳みその大部分を占めてたように思います。
そんなおバカに進路を決めさせるのは無謀で危険やとも思います。

大多数が乗って進むレールに乗らないことって勇気がいること。
もちろん、レールにすんなり納得して乗れる人は
そのまま進行していけばいいと思います。
親的にはその方がありがたい。
でも、「なんだかしっくり来ないな~」って感じる選択は
ちょっと待ってほしい。
めんどくさくても自分としっかり対話をして
自分の気持ちを把握することが必要なんかも。
で、引き返すのは周りから遅れるって怖くなるかもしれないけど、
若い時の7年くらいは後からなんぼでも取り返せます。
生きるって選択の連続。
そして、失敗がたくさんできるのは若さの特権。
オトナは迷惑かけられても、
たいがいのことは許してあげれたらいいんやと思います。

今回のピックはバクが懐かしの映画「ブルースブラザーズ」をご紹介させていただきます。ナミンも若い頃、観ましたがすっかりストーリー忘れてますw。豪華なミュージシャンがバンバン出演している伝説のR&Bのミュージカル。寒い週末の夜にミカンを食べながら「なつかしぃ」と言いながら御覧になってみてください。







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