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若い2人にバトンを繋ぐ
2025年もあと数日
激動の2024年が去ろうとしています。
2025年もさらに混沌とした一年になる予想をあちこちで見かけますが、
何があっても大丈夫!と
空を見上げて深呼吸、
口角あげていきたいもんです。
豆と小鳥なんてことない話#10、
エピソードはなんと220になります!
今回のテーマは『勉強』
最近、大学生に復帰したバクを記念してお届けします。
ポッドキャストとyoutubeはこちらからどーぞ!
12月のクリスマス前にカナダの大学を休学して、
1年間日本で働いていたKちゃんがバンクーバーに帰ってきました。
彼女は私の初めての高校留学生で自慢の娘のような存在。大きな山をいくつも越え、大波にさらわれても目的地を変えずにパドリングを続ける勇姿に何回、インスパイアされてきたことか。
現在はカナダの大学で社会福祉を学んでいます。
日本での1年間は私が強く止めたのを軽く無視して北海道までヒッチハイクで行ったり、不登校の子たちのフリースクールや発達障害のお子達の学校で英語を教えたり、コドモが中心となって運営するマルシェを開催していたようです。
いつものベジカフェでランチをしながら、会っていなかった空白の時間を急速に埋めようとKちゃんにたくさん質問をしました。
いつものように悩んだり迷ったりしながら、しっくりくる自分の道を見つけようと奮闘していた様子。
「なぁなぁ、私が中2の時に参加したサマーキャンプ、又、やらへんの?
あれから私の人生はシフトしたやん、
ホンマにステキな思い出。
他のコドモらにもあの感動を体験してもらいたいねん。あの体験が必要な子ら、たくさんいると思う」と突然、Kちゃんはまっすぐ私の目を見てそう言いました。
そう言えば秋に帰国した時に4年前に亡くなった親友の末娘Mちゃんにお墓参りに連れて行ってもらい、ベトナム料理のランチをしていた時にも
同じ事を言われたんだったわ。
「尚子、あのサマーキャンプ、またしよーなー。
私,一回、キャンパーとして参加して、もう一回はお母さんと引率したやん。あのキャンプで変わった子、変われた子、たくさんおったやん。
私、日本からコドモら連れて行くからやろう。
お母さんも絶対、喜んでくれると思うねん」と。
親友の死後しばらくして、Mちゃんの夢に親友が登場し、苦しい時は尚子(わたし)を頼ったらいいと言うたらしく、以来、素直なMちゃんはピンチな時に連絡をくれるようになっています。
自慢の娘第二号。今は留学する前の学生さんたちに英語を教えてくれてる高評価5つ星のひまわり娘でもあります。
企画モノは時間とエネルギーを大量に消費するので、61歳の私は正直、二の足を踏んでおりましたが、若い2人の熱意にほだされ、親友と仕事を始めるきっかけとなったサマーキャンプ、2025年に再開することにしました。
やる!って決めたらめちゃくちゃチカラが湧いてきたよ、まだまだ大丈夫やんって思えます。
自慢の娘2人にバトンを繋ぐ目的もあり、
やる限りは老体の85%のチカラを尽くして頑張ります。
参加してくれるお子達が
新しい世界で多様な価値観に触れ、
ココロもカラダも思いっきり楽しさを体験し、
生きてるヨロコビの瞬間を味わってもらえたら、
こんなにうれしいことはございません。
この年齢にしてこんなにワクワクできることを与えてくれた血は繋がってないけど愛しい2人の娘に感謝です、2024年12月27日の雨音を聴きながら。