Cinema 4Dで作った「FILM LOGO CG AWARD」応募作品について②
前回のまとめ
「映画のオープニングロゴ感」「6秒企画感」この2つを大事にしたい
それぞれの印象、それらしさを醸し出しているものはなにか考える
次はそれを実際にどう映像に落とし込むかを考えました。
特に大事にしたいポイントを決めます。
特に大事なところ
まず映画OPロゴ感に関しては、1カットという部分を大事に意識しようと思いました。
今回のコンペ関係なく以前からそんなイメージが強かったので、
経験からくる印象でここは大事かなと思いました。
6秒企画感に関しては、多様性・新しさ・数字の6を大事にしようかなと。
前2つだけだと6秒企画に限定されずに色々にも当てはまることばなので
その中でも特に数字の6を大事にしたいと考えました。
案①
つまり「1カットで6をモチーフにして多様性・新しさを表現」しよう!
となりました。
↓こんな映像を想像しました。
こんな映像を想像しましたがやめました。
やめた理由
理由は、
1.大変そう
2.なんとなく面白くできない気がする…
こんな感じです。
仕事でもそうですけど、まず作業時間のことを考えます。
今回のコンテストに関して使える時間は仕事が終わったあとの夜中2-3時間程度、これを3-4週間ぐらい。
そう考えたときに自分の作業スピードや子供の急な体調不良などのトラブルをかんがみると、
↑で想像した映像を十分な質をもってアウトプットできない気がしました。
なので却下。
どこが特に大変そうなのかを考えると、
「色々な世界観を1カットで成立するようにする」部分。
たぶん大変だからやる意味があるんだけどw
でも中途半端なアウトプットだけはしたくないのでそれを加味して再考。
案②
様々な世界観は表現したい
↓
でも1カットにしたら大変
↓
でも1カットにしないと映画OPロゴ感出ない
↓
そもそも様々な世界観ってだれのはなし?→6秒企画さんです
↓
6秒企画は全ての世界観にまたがる柱のような存在
↓
そのロゴは全ての世界に居ればいい!1カット風で
↓
無理やり感は否めないですが、要は自分が納得できれば良いのでこれでいいです!
どういう映像にするかアウトラインが決まりました。
ちょっと思うこと
ここまで色々な事を結構ロジカルにやっていると思います。
でもCG映像の面白くて難しいと思う部分なんですが、
理詰めでやっても良い映像ができるかは別ってとこなんですよね~
単純ではないんですよねきっと。
いや、わからないんですけどね?僕はそう思うんですよ。
僕のような人は、ぶっ飛んだ天才的なアイデア・表現は出ないので、
ある程度ロジカルで随所にあそび(バッファ)を持たせるのが良いと思っています。
今のところそういう意識でやっています。
それか、脈略のない別の要素を加えよう!と意識しないといけないかなと思います。
案②に別の角度からプラス
そういう考えなのでここに、今までのキーワードとかは関係ない 自分の映画のオープニングロゴに対する想いとかイメージとかを加えます。
共感してくれる人がいたらなんかうれしいんですが、
僕は映画のオープニングロゴを見ると胸がザワザワするんですよね。ワクワクと同時に。
なんかちょっと怖いっていうか、
ジェットコースターの順番待ちしてて、もう次のターン自分だーーっていうときの心理状態に似てるっていうか…
これが自分ならではのオリジナルでキーワードのMIXだけでは出ない部分。
これを付加。
案②を整理
これに決まりました!!
リファレンスさがし
次は具体的にどういうビジュアルにしていくのか考えました。
この数日このプロジェクトの事を色々考えているので、夜中になると毎日FILM LOGO脳になっていました。
そんな時は頭がそれで満たされてるので、
適当にピックしたつもりの画像でも結構つながっています。
そのつもりで、気になる画像をPinterestにピンしていきます。
StyleFrameづくり
参考画像でイメージを固めながら、それぞれの世界観のイメージをいよいよCinema 4Dを使って実際に作ります。
ここは、今回の案で結構肝だとおもうので時間かけました。
そしてPureRefでまとめて眺めます。
1日1個、画像が増えたら並べてちょっと眺めて全体をイメージするみたいな。
本当はこれを20個とか作って、取捨選択したかったんですが時間との兼ね合いでこれだけしかできませんでした。
それと、最初は「6」を全面にだしていこうと思っていました。
例えば球が出るなら6個とか、6角形をだすとか、6色とか。
でも感覚的な話なんですがtoo muchかなと思って↑ぐらいに抑えました。
ここは理屈じゃなくてさじ加減なんですが、しつこいかな…と思いました。
そしてこれから…
次はロゴとカメラをいれてアニマティクスを作っていきます。
ちょっとここがうまくいかなかったんですよね~…
ここまで読んでいただいた方、ありがとうございました。
また続きがでたらよろしくお願いします!
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