卒論に震える大学生の図

こんにちは。3日後に卒業研究発表を控えた私です。

今は大学で最後の詰めをしております……とはいいますが正直身は入らないですよね。わからんもんはわからんよ??という心境でございます。

しかも卒論の単位がもう来てた。発表まだしてないのに。じゃあこのまま卒業してもいーですかーーー??

卒論は発表10分学生質問3分教員質問5分という内訳で進みます。発表10分は多分大丈夫。原稿も覚えているし、なんなら12月の学会でやった内容そのままなのでもう血に染み込んでるんだ、内容が。私が死んでも私の口は原稿を喋り続けるだろうよ。

問題は質疑応答。もっというと教員質問。卒論発表は隣の研究室と合同で行われるのでそこの研究室の先生からいただくという感じですね。
この研究室の先生、ここではH先生とさせていただこう、この方がなかなかの強敵なのである。

質問はかなり鋭く、それでいて口調もキツい。去年の先輩の卒論発表の質疑応答を聞いてるだけで病んだ。
「この反応機構わかってる?院試で出したよね??」
こんなこと言われた日にゃもう立ち直れない。実家に帰らせていただきたい。

そんなH先生だが実は以前に一度対戦した経験がある。私とH先生の初戦は2022年8月、院試2日目の面接だった。
正直同期の中では筆記試験はできていた方だった。とある大問1つがが全く歯が立たなかったが。もし「院試の手応えはどうでしたか?」と聞かれたら「いや〜難しかったんですが大きなミスは無かったかと、ヘッヘッヘ」とでも答えるつもりだった。しかし実際には

H先生「この大問全くできてないけどそれはどういうこと?興味ないの?」

ひ、ひえ〜〜そんなに責めんでもろて〜〜
なんと私が一つだけ全くできなかった問題、アミノ酸の構造をひたすらに書く問題がH先生作問の問題だったのだ。めちゃめちゃH先生に喧嘩を売ってしまった。

正直過去問にこんな形式はなかったのでアミノ酸の優先順位は最下位だった。興味ないのか?と聞かれたら興味はない。

だが馬鹿正直に「興味ありません」という度胸はなく、(そんな度胸いらない。院試に落ちてしまう)ひたすらに「勉強不足でございます…申し訳ございません…」と繰り返すことしかできなかった。

院試後に同期と中央ローンで呆然としていた。あのときの青すぎる空とうるさいカラスの声は忘れられない。

というのが初戦の結果である。惨敗。トラウマもんである。

担当教官に泣きつくと「H先生そんなに悪い人じゃないから」とフォローをしてくださった。が、悪い人かいい人かは関係ないのである。私が答えられる質問をしてくれるかどうかが重要なのである。

H先生、最近は丸くなっているらしい。正直あれで??という感じだが。今回の卒論発表、私はもちろん同期みんな平和に終えられますように。

はやく解放されたーーーい!!

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