ネガティヴ・ケイパビリティ
【ネガティヴ・ケイパビリティ】
昨年の始め頃だったか、このことを知りました。
『科学的に根拠のない民間療法を唯一の正解として盲信してしまうのは、ポジティブ・ケイパビリティーを鍛え上げてきた人の弱点とも言えます』
きっとどこかに治してくれる人がいると懸命になった私そのものです。
答えが見つからないこともある。
努力ではどうにもならないこともある。
それを受け入れることは、本当にシンドイけれど、
正解を求めがちだった私は、ネガティヴ・ケイパビリティを知ることで、少し楽にもなりました。
今日は、2017年から七夕前後に開催している、希望の会の【大切な人を想う会】をオンライン開催します。
大切な人を想うからこそ抱え続けた想い。
今年は、約30年前に、何が起きているのかすら受け止められないまま配偶者をスキルス胃がんで見送り、その後、小さいお子さんたちを育てながら働き、現在
暮らしの保健室厚木の主催者であるNaoko Shimazakiさんが過ごして来た日々を話してくださいます
その後、がん研有明病院腫瘍精神科 公認心理師 厚坊 浩史先生にご講演いただき、
後半は、奥様を若くしてスキルス胃がんで見送った後、お嬢さん方を育て、現在、希望の会の運営を支え、グリーフケアアドバイザーの資格も有する篠原実さん、筒井直樹さんを交えてのパネルディスカッションを致します。
会の前に、少し緊張している中、
『ネガティヴ・ケイパビリティ』の記事を読みながら、自分の体験だけではなく、今、社会が直面している事態の中でも
これを知ることで見えることがあるのかもしれないなと思いました。
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全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。