日影
昨日のニュース。
なんで私がこんなに衝撃を受けちゃうのかと、
これ、私、まずいんじゃないかと思ったのです。
やっぱり、この1か月以上、
唎酒師の資格までとった私が、
お酒を飲む気にならないのは変だもん。
実は、自分でも、思いあたることがありました。
【表】
コロナ禍、私は、家族のことも、活動のことも、守らなくちゃという気持ちが強かった。
気持ちだけではなく、事実、
判断、行動をしなくてはいけない状況にありました。
そんな中で、さらに、心で頼りにしていた存在を
次々と見送ることが続きました。
【弱音を吐けない】
動揺なんてもんじゃなかったのに、
おくびにも見せちゃダメな気がしちゃったのです。
ただでさえ、先が見えない不安な状況の中、
周りが事実に動揺する様子を見ると、
私が揺らいじゃダメだみたいに自分に課してしまった。
一方、コロナ禍は、悪いことばかりじゃなくて、
webだからこそ参加でき、グッと進んでいくことがあり、
歩んできた日々は無駄じゃなかったんだと、ここ、頑張りどころでしょ!と嬉しいこともあるのです。
これは進めたい。
その気持ちはウソじゃない。
2人の自分がいるのです。
【日影がない】
不安な自分と頑張りたい自分のバランスを誰もがとっているのだと思うけれど、
社会的な姿の比重が大きくなると、
個人的な弱音は飲み込みがちになる。
そういう時は、
楽にしたら?
真面目すぎる
…いただくアドバイスも
『しなきゃ』や『そうできない自分』に繋がって、辛いことがある。
『何にも出来なくてすみません』と言われるのも辛く、
「大丈夫」と言ってしまう。
自分が木だとしたら、
自分の近くで見上げ、時に休む人がいると
自分がしっかり立たなくてはと思うのです。
そして、自分には日影がない…
聴いてくれるだけでいい。
抱えていることを助けてくれたり、
『あれ、良かったよね!』と褒めてくれると、さらに嬉しい。
コロナ禍は、得にくいことなのかもしれません。
とにかく、このことで、
今の自分の揺らぎに気付いて良かった。
【手放すもの】
自分が必要だと思うこと
大切な存在
大切に想ってくれる人
これ以外を手放さないと
日常が雪だるまみたいに増えていく。
社会的に生きていると、義理はある。
でも、心にゆとりがない時に
手放すのは義理なのかなと思います。
自分が進みたいことへのエネルギーを保ちたい。
withコロナの日常
整理する覚悟が必要なんだなと思っています。
全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。