私は何を繋げていくのか

明日は彼岸の入り。
親類が墓参りに訪れる前に掃除をするのが、近年の私の役目です。
以前は義母がしていたことを引き継いだことで、命の繋がりを強く感じるようになりました。

この時期になると鮮やかに咲く曼珠沙華。石の上に見つけたバッタに秋を感じます。

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我が家の墓地には、渋谷区史跡となっている黒田長政の墓があります。
黒田長政の息子が、父の冥福を祈るためにこのお寺を創建したのだそうです。

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夫を見送り、墓参りの意味が私の中で変化したのだと思いますが、墓参りのたびに引き寄せられるように、こちらにも参ります。

今、様々な変容を求められる日常に息苦しさを感じることもありますが、昔から、人は様々なことに向き合い、平かな世を願い、亡き人に想いを馳せてきたんだなと思います。

昨日よりオンラインで、いくつかのシンポジウム、セッションを視聴しています。昨夜は尾見先生のインスタライブも視聴しました。
いろいろな捉え方があるのだなと、つくづく感じています。

人はそれぞれの人生を生きている。
それは命の繋がりでもある。
私も繋がりの中で生きている。
次の時代に、何を繋げていくのか。

墓地の静寂に問われているような気持ちになりました。

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全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。