進むことを選ぶ
朝んぽでジャックラッセルテリアを連れている女性と時折すれ違っていました。
子どもが小学生の頃に一時、隣の区に住んでいたことがあり、たぶん同じマンションに住んでいた人。
そう思いながらも、私は声をかけられずにいました。
夫の話になるのが、なんとなく気が重かったのです。
今朝、すれ違う時、えいっ❢と思って話しかけてみたら、温かいものが胸いっぱいに広がりました。
夫のことも自然と話せ、笑顔で「よいお年を」と言えました。
一年を振り返ってみると、大きな別れがいくつもあり、家族の不在を痛感し、最近は患者会の理事長であることの重みを真正面から感じ、心身共に「痛い」一年でした。
でも、この「痛み」が、抱え込みがちな性格の私に限界を知らせてくれ、取捨選択をして
「えいっ❢」と踏み出すきっかけにもなっていたのかもしれません。
今朝の挨拶を通じて、私は、この一年『進むこと』を選んできたんだなと思えたのです。
同時に、夫の告知からの7年間という長いトンネルに、出口の光が差してきたような気持になりました。
感染拡大が深刻な東京では、年末年始も緊張感があります。
この状況下、価値観の多様性も痛感しました。
だからこそ『他』をどうこう言っても仕方ない。
『自分』を信じて進むことに、限りあるエネルギーを使います。
2021年、夫が生きていたら還暦を迎える年でした。私の還暦は一年半後。
そろそろ「けじめ」や「仕舞い方」も考える年齢になりました。
だからこそ、2021年は躊躇わず、自分の選択を信じて過ごしていきたいと思います。
今年は、オンラインが増えたからこそ、例年以上に多くの方と出会えることができました。
いつかリアルで会える日が来ることを信じ
事態が収束することを祈ります。
※オンライン英会話は8月1日から今日まで、休まずに続け、雑談ができるようになってきました。継続して、事態が収束したら海外の学会に行くことを目標にします
※小児がんをはじめ、医療的ケアが必要なお子さんとご家族が、子どもらしく、家族らしく生活ができるようサポートしているチャイルドケモハウスの陸上部に登録しました。
2021年はボチボチ走って応援します
※夫との思い出が強くて、ここ数年、チラ見しかできなかった箱根駅伝を2021年はがっつり観ようと思います。これも進歩の証❢
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