夫のメモ
今夏ではや七回忌。
まだ夫のものを整理出来ずにいます。
ただ、私も還暦を迎えたし、身の回りの整理をしなくちゃという気持ちになり、昨日、断捨離をしました。
『大切な物』と『処分』の2つの箱を用意。
夫の衣類もそのままあり(下着や靴下まで)、
とっておいても誰も使わない訳で。
えいっと処分の箱に入れていく。
しかし、入院グッズやメモを見つけたら、手が止まってしまいました。
几帳面な筆跡と細やかなメモ。
必死で病と向き合っていたことを感じます。
結果、これは『大切な物』の箱に入っちゃいました。
まだ、さようならは出来ない物もある。
ボチボチやります。
メモを読みながら、こういう人だったと思いました。
このメモ、医療者はどれくらい参考にしてくれたんだろう。
診察室でサッと目を通していた記憶しかない。
事前に伝えられる仕組みは大事。
ePROがあったら、彼はしっかり利用していたんだろいなと思いました。
全国胃がんキャラバン、多くの人にがん情報を届けるグリーンルーペアクションに挑戦しています。藁をもすがるからこそ、根拠のある情報が必要なのだと思い、頑張っています。