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1日を心地よくスタートさせ、理想の人生を作るアーユルヴェーダ的朝の過ごし方

みなさんこんにちは!ヨガ講師&アーユルヴェーダ指導者のMAMIです。

2021年9月より毎朝行っている朝活では、心地よい毎日を過ごしていくために、アーユルヴェーダ的な朝の過ごし方を身につけるよう、仲間と土台つくりをしています。

21日間チャレンジについてはこちら↓


過去の私は朝活とはほど遠く、目覚ましは何度も鳴り響いているのになかなか起きれず、1度目が覚めても「あともうちょっと」と2度寝をしてしまい、ギリギリの時間に起床。慌てて準備するので、落ち着きがなくいつも焦ってゆとりが無い生活スタイルでした。

アーユルヴェーダ的な生活を始めてから、少しづつ身体が変わっていき、今は5時に起きて23時には寝ています。自然のリズムに合ったライフスタイルなので、身体は軽く気持ちも穏やかな日々を過ごせています。

朝を有効活用できると1日が充実!具体的にどんなことをしているのか、「ディナチャリヤ」というモーニングルーティンをご紹介させていただきます。


アーユルヴェーダ的朝の過ごし方

アーユルヴェーダでは、理想的な1日の過ごし方があります。
深夜2時から6時までの時間は、風の要素が高まっており(VATA)、空気が澄んでいるのに加え、最もエネルギーが高いです。アーユルヴェーダの古典書には、日の出の1時間半前に起きることがおすすめされており、ヨガや瞑想、読書など内省の時間に最適と言われています。

とは言っても、6時以降に起きてる方も多いのではないでしょうか。
アーユルヴェーダでは、時間帯によって性質が変わると言われており、6時から10時は水の要素が高まります(KAPHA)。
そのため、6時以降に起きると身体は重たく頭はぼーっとして、眠気が残ると言われています。寝起きがなんだかスッキリしないな、と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

6時前に起きることが理想ですが、無理して頑張って辛い思いをするのは逆効果です。それぞれの時間帯の性質を知り、特徴や作用に合わせて過ごしていくことが大切です。
さらには、起きる時間がバラバラよりも、毎日同じ時間に起きる方が規律が生まれ、身体も心もスッキリしてきます。

①規律をつくる

朝活では、「まずは6時に起きる」チャレンジをします。
そして窓を全開にし、部屋中を換気します。そのままベランダに出て太陽の光を浴びます。ポイントは曇っていても太陽の光は出ているので、自然光を浴びることです。

みなさんが朝一番に浴びる光はなんでしょうか?
ランプ・・・?ブルーライト・・・?

朝一番に太陽の光を浴びることは、「メラトニン」という睡眠ホルモンのベースとなる「セロトニン」が活性化される特徴があります。なので、早起きして太陽の光を浴びると、夜自然と眠たくなるのです。

換気は、冬の時期もします。
アーユルヴェーダやヨガの世界では、「プラーナ」という「生命エネルギー」「気」の通り道を大切にします。
身体の気の流れを良くし、循環させていくことが、私たちが毎日をイキイキと過ごしていくために、非常に大切なのです。
パワースポットがあるように、空間にもこの「気」は流れています。なんとなく部屋がどよーんとする感覚を感じたことはありませんか?

さらには、家の空気は外の空気よりも汚れていると言われています。私たちは1日を通して食べ物や飲み物よりも、空気を沢山吸っていますから、朝に新鮮な空気を部屋中に取り入れ、夜のうちに溜まった空気と入れ替えをすることが大切です。

最後に「おトイレチェックです」。
トイレ・・・?と思った方は、毎朝自分がどんな尿や便を排泄しているか、意識したことはありますか?
色や匂い、便であれば形などを観察してみてください。
昨日までの食事や自分の身体の状態によって、毎日違ってくることに気づいてくるでしょう。

②舌磨き

アーユルヴェーダでは、舌を見るとその人の健康状態が分かると言われています。昨日までに食べたものがうまく消化できず、体内に残った毒素が「未消化物」として舌の上に現れます。
みなさんは舌の状態をチェックしたことはありますか?何色でしょうか??
白い「舌苔」があったら、消化不良のサインで自分の消化力が弱まっていたり、消化力に合っていない食事をしていたりと、色々観察ができます。
この舌苔は10時までの間に取り除かないと、また体内へ吸収されてしまいます。なので朝起きて、一番にすることは”まず舌磨き!”

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<HOW TO>上から下へ優しく削ぎ落とします。目安は3〜7回です。
効果:消化力アップ、口臭ケア、口内ケア
使ってるのはこちらの銅製のものです!

舌磨きを続けると、スッキリするだけでなく、舌がクリアになって食事を美味しく感じたり、食材本来の味で楽しむことが増えました。
驚いたのは、久々に添加物が多く含んだ食事をしたときに、舌がヒリヒリと反応したことです。。。

③オイルうがい

舌磨きの次はオイルうがいです。アーユルヴェーダでは、オイルプリングといいます。
注目すべきはデトックス効果。オイルはドロっと重たい性質があるため、最初はドロドロと感じるのですが、徐々に唾液の消化酵素で分解され、サラサラになっていきます。消化酵素の力が高まるので、オイルうがいを続けることで消化力が活性化する効果があると言われています。
舌磨きでは届かない、舌(口内)のケアになり、終わった後のスッキリ感がたまりません。

毎日オイルうがいをしていると、消化力の状態が分かり、オイルがサラサラになるまでの時間の変化を感じてくると思いますよ。

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さらに、喉が潤い乾燥しにくくなるので免疫力のアップや、声がクリアになると言われています。

<HOW TO>
オイル大さじ1を口に含み、サラサラな状態に変化するまで5〜10分間クチュクチュとうがいをします。サラサラとしてきたら、ティッシュに出し捨てます。シンクに吐き出すと水道管を詰まらせてしまうので、気をつけてください。
オイルは、アーユルヴェーダではセサミオイルが一般的です。スーパーなどで売っている「太白ごま油」を使用します。キュアリングと言って、一度100℃に熱してから冷ましたものを使うとさらに効果的と言われています。夏の時期ですと、ココナッツオイルでもお勧めです。

④白湯

舌磨き、オイルうがいを済ませたら白湯です。
白湯を朝一番に飲む方もいらっしゃると思いますが、舌苔を取り除いてから飲みます。
何もせず白湯を飲んでしまうと、毒素を体内にまた取り込むことになってしまいます。
お白湯に関しては、こちらの記事をぜひチェックください。

⑤瞑想

アーユルヴェーダを実践していくと、自分自身に意識が向きやすくなります。身体の変化を感じやすくなり、小さな変化にも気づいてくるでしょう。
身体が整い始めると心の変化も感じやすくなります。

アーユルヴェーダの習慣を身につけると、穏やかで心身のバランスと調和を保てるようになり、本来持つ自分自身を最大限に発揮できるようになります。
自分自身を観察する時間、寄り添う時間、これらを瞑想を通して練習していくのです。

みなさんへ

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9月の朝活で実践した、アーユルヴェーダ的朝の過ごし方をご紹介させていただきました。智慧はまだまだたくさんありますが、知識を得るというよりは、実践することで感じる「なんかいいかも」という感覚を大切にしてほしいなと思います。

アーユルヴェーダもヨガもいまや私にとっては、人生の一部です。

みなさんは、どんな人生を過ごしていきたいですか?
どんな自分でありたいですか?


みなさんにお伝えしていく中で、「やらなきゃ」と取り入れることが目的になってしまいがちですが、『なぜそれをしているのか』を忘れないで欲しいなと思います。

アーユルヴェーダの恩恵が
みなさんの人生をより心地よく
幸せにしていっていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

MAMI

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