わんだより
私が保護犬のシェルターわんだん邸と出会ってもう少しで3年。
保護犬たちはさまざまな理由でわんだん邸にやってきます。
ネグレクトや虐待、多頭飼育崩壊の中にいた犬
厳しい環境下で野犬として生活していた犬
悪質なブリーダーに劣悪な環境で飼育されていた犬 など
わんだん邸ではまず保護犬たちに当たり前の生活環境を整えます。毎日ご飯を食べて、お散歩に行けて、たくさん遊んで、安心して眠れる場所を作ります。またスタッフさんやボランティアさん、お客さんからのたっぷりの愛情を注ぎます。そして、その保護犬の最期まで一緒にいてくれる『新しい家族』を探します。保護犬たちが幸せになるまで。
新しい家族に出会えた保護犬はわんだん邸を卒業します。
私はボランティアとして日々接している保護犬達が卒業していくと、寂しいけど嬉しくて、心配だけど幸せになってほしい、すごく複雑な気持ちになります。ですが、保護犬たちが卒業することで、新しく助けが必要な保護犬を救うことができます。そのサイクルを回すことが多くの保護犬を救うのに大切だと思っています。しかし、世間の保護施設へのイメージは良いものだけではありません。「怪しい」「何をしているかわからない」というネガティブなイメージがまだ多いからです。
そこで、幸せを掴んだ保護犬・わんちゃんたちの幸せだより
『わんだより』
を書き始めようと思います。
わんだよりでは、保護犬を家族に迎えた方に取材・撮影をさせていただき記事にします。新しい家族に出会った保護犬とその後の姿を知ってもらうことで、保護施設への理解を深められるのではないかと思いました。保護活動を知らない方やこれから犬を家族に迎えようと検討している方など、色んな方に見ていただきたいです。
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