M4チップファミリーを搭載したMacBook ProとiMacお触りレポ / サンデーAFJ 2024年11月17日号
皆さんこんにちは。Harvectorの虎豆しば2号です。
前回のサンデーAFJにてMac mini(M4 Pro, 2024)の開封の様子をお送りしましたが、同時に発表されたM4チップファミリーを搭載したMacBook ProとiMacの実機をApple Storeにてチェックしてきましたので、今回はそちらのお触りレポをお届けしたいと思います。
今回MacBook ProとiMacについては外観上での変化はほぼありませんので、実機を見に行ったところで検証出来る進化ポイントとしてはオプションで選択出来るNano-texture仕上げと12MPセンターフレームカメラの2点となります。
まずNano-texture仕上げについてですが、基本的にはPro Display XDR等と同様に反射が抑えられていながらも、サードパーティ製のアンチグレアフィルムのような画質の劣化はそこまで無いという仕上げでした。
個人的に気になっていたのはベゼルの処理がどうなっているか。Pro Display XDRやStudio Display、そしてiMac(2020)ではディスプレイ面が全て非光沢仕上げとなっていたのに対し、今年の春に登場したiPad Proでは表示領域の部分だけ非光沢仕上げで、ベゼル部分についてはノーマル仕上げのものと同様という謎の仕様でした。
それが今回MacBook ProとiMacではどうなっていたかというと、MacBook Proではベゼルも含めて全て非光沢仕上げになっているものの、iMacはiPad Pro同様にベゼル部分は光沢仕上げのままで、表示領域の部分だけ非光沢仕上げになっていました。
この各製品によってベゼル部分も非光沢仕上げにするか否かのラインがいまいち分かりませんが、個人的にはベゼル部分も同様の仕上げであってほしいので、MacBook ProのNano-texture仕上げについては好印象でした。
ノーマル仕上げのものとマクロ撮影で比較してみましたが、実際に肉眼で見ても画質の差はさほど感じられませんでしたので、画像や映像の編集に使うのにも問題無いのではないかと思いました。
そして12MPセンターフレームカメラについても試してみました。被写体である自分が動くとそれに追従してくれるので便利ですし、iMacとかだと複数人でビデオ通話等行う機会もありそうなので便利だと思いました。
今回センターフレームだけでなくデスクビューも使えるようになりましたが、iMacで実際に使用してみたところあまり上手く使うことは出来ませんでした。
ただ総じて言えるのは画質があまり良くないので、面倒でなければ引き続き連係カメラを使ってiPhoneをウェブカメラとして使用するのが良いのではないかと思いました。
これであれば画質もiPhoneのアウトカメラなのでとてもきれいで、なおかつセンターフレームもデスクビューも使用することが可能です。
その他M4 ProおよびM4 Maxチップを搭載したMacBook ProとMac miniではThunderbolt端子が最大120Gbpsの高速データ転送が行えるThunderbolt 5となっていますが、M4 Proチップを搭載したMacBook Proでシステムレポートを開くと120Gbpsという文字が見れたので、Thunderbolt 5端子を搭載していることが確認出来ました。
そしてM4チップを搭載したMacBook Pro 14inchでは、前モデルのM3チップ搭載MacBook Proには無かったThunderbolt 4端子が本体右側面に も1つ追加されています。
またM4チップ搭載モデルでもスペースブラックが選択出来、スペースグレイ仕上げは廃されたことから外観上での見分けはより一層難しくなりました。
以上、M4チップファミリーを搭載したMacBook ProとiMacのお触りレポでした。
皆さんは実機を触ってみましたか?触られた方は是非感想を教えて下さいね。
それでは今回はこの辺で。