Apple、日本時間9月10日午前2時からSpecial Event開催を発表。・Apple Vision Proのデモを体験してきた感想 / サンデーAFJ 2024年9月8日号
皆さんこんにちは。Harvectorの虎豆しば2号です。
今回は日本時間9月10日午前2時から開催されるApple Special Eventについてのお知らせと、Apple Vision Proのデモを体験してきたお話をお届けしたいと思います。
News - Apple、日本時間9月10日午前2時からSpecial Event開催を発表。
Appleは日本時間9月10日午前2時よりSpecial Eventを開催すると発表しました。
今回もオンラインで配信され、AppleのウェブサイトまたはApple TVアプリから配信を視聴することが出来ます。また、この記事を編集している時点では枠は立てられていないので断言は難しいですが、これまで通りであればYouTube Liveでも配信が行われると思われます。
AFJでは今回も同時視聴通話を行います。Special Eventが行われる1時間前の日本時間9月10日午前1時ごろから開始しますので、皆さん是非ご参加頂けると幸いです。
Editors Choice - Apple Vision Proのデモを体験してきた感想
2024年6月にApple Vision Proが日本でも発売開始され、それに伴いApple Storeにてデモが行えるようになりました。
発売から初めのうちは購入を検討してデモを体験しに来ている人が多いだろうと思い、残念ながら購入することが出来ない筆者は少し時間が置いてから体験してきました。今回はApple Vision Proを使ってみた感想を述べたいと思います。
デモはざっくり20〜30分程度のもので、4つの体験コースから選択出来るのですが、今回は業務効率化を選択しました。操作方法に慣れることを兼ねた最初のセットアップとvisionOSの機能説明が行われた後、最初に行ったのはKeynoteを使ったプレゼンテーション資料の作成。資料の中に3Dのデータが入っており、それを開くと目の前に3Dデータが出現、拡大縮小や回転等をつまんで操作することが出来ました。
次に写真Appを使って空間写真・ビデオの体験。空間ビデオが凄いと聞いていましたが、前評判は大袈裟ではなく、まるでその状況に自分が居るかのようでした。もちろん人間の目で見ているものより画質は劣るので、バーチャルであるというのは分かりますが、将来的に画質がどんどん上がっていくと見分けが付かなくなりそうだと思いました。
Apple Vision ProとiPhone 15 Proで撮影された映像を見比べましたが、より目の前にあるように見えるのは前者でした。これはApple Vision Proのほうがレンズ同士の距離が離れていることからだと思われます。
そして最後にApple TV+にある空間ビデオのみで制作された映像作品を視聴しました。こちらも空間ビデオの体験となりますが、ボールがこちら(カメラ)に向かって飛んでくるカットは思わず目を瞑ってしまいますし、高所に立っている映像は迫力抜群でした。
またデモを体験して初めて知ったのがアンビエントモードを100%にしても、カメラからのパススルー映像がかすかに見える状態であるということ。最初にApple Vision Proが発表された際に、外部環境と分断されないような機能を強くアピールしていましたが、外部から遮断されてしまうことを避けるよう念頭に置くという類似デバイスではあまり無いアプローチで面白いと感じました。
そして内蔵スピーカーの音質がかなり良いのもグッド。感覚的には外部音取り込みモードのAirPods Proを装着している感じに近いでしょうか。
Apple Vision Proを体験した多くの人が指摘していた重量については短い時間でのデモだったからというのもあるかもしれませんが、そこまで気になりませんでした。
ただ重量バランスが前方向に偏っているのでその点は気になりました。バランスを取るアクセサリー等が出て均等に重さがかけられるとより快適に楽しめるかなと感じました。
以上、Apple Vision Proのデモを体験してきた感想でした。短時間のデモではこれくらいしか感じられることがなく、実使用を行った人からはまだまだ改善点等があると厳しい意見もありますが、かつてのiPhoneやApple Watchもそうであったように世代を重ねるごとにブラッシュアップされて素晴らしいプロダクトに成長していってほしいと感じました。