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ほそぼそ働いてみよう。-その45 人間関係の問題はどこにでも-

25年以上勤めたお堅い職場を早期退職して、現在、小学生男子を育てながら主婦をしているまめさとです。
ここしばらくは、月に何度かスポットバイトでお小遣いを稼ぐ…という生活をしております。
これまで様々な業種のいろいろな仕事に行ってきました。

スポットバイトは幸か不幸か、しばしばその場にいない人として扱われます。
そのため、あたかも透明人間のような立場で職場の人間模様を目にすることがあるのです。

あわよくば仕事をさぼろうと画策している人。
やたらめったらバタバタ動き回っているけど、致命的なまでに気が利かず、全然仕事が進まない人。
一見不愛想だけど、よく周りを見ていて、ちゃんとフォローを入れてくれる人。
仕事できる風でやたら偉そうな人。

正社員とスポットバイトのはざまで、アルバイトの人が待遇面での不公平さや仕事量の多さに文句を言っている立場にも立ち会いました。
どういうわけか店長さんの愚痴ともつかぬつぶやき(?)を聞くことも。

そんなある職場で、社員さんが出勤しておらず、何かしらトラブルが発生しているらしい場面に遭遇しました。

出勤していなかった人は、スポットバイトの私が以前ちらっと見ただけでも、気が利かず、仕事ができないと感じたタイプ。
その人に関して本人がいないところで悪口がさく裂したり、何なら本人にも聞こえるようにベテランさんが嫌味を言ったり・・・となかなかトラブっているなあ、と思っていた人物でした。

どうやらその人が出勤してこなかった模様。
何が起こったのかはわかりませんが、責任者の女性は、上層部から対策を考えろと言われたようで、こういうやり方は許したくない、とずいぶんヒートアップしていました。

そういう話をスポットバイトのいる場ですることにちょっとびっくりしましたが。
しかし、まあ、若手引く手あまたのこの時代、昔ながらの昭和な価値観は通用しないよな・・・。
と少し、その女性責任者の立場にも同情しました。

振り返れば、前職でも人間関係や人事の問題が一番厄介で神経をつかいました。
しょーもない派閥がらみの問題やたんなる好き嫌いによるいがみ合い。
能力不足の人のフォロー。
非正規の人たちが様々な理由で辞める場面に何度も立ち合い、そのたびに人員のやりくりに頭を使っていたものです。

聞くところによると仕事の注意をするのも、言葉遣いもろもろに気をつけなければならないこのご時世。
部下を持つのも大変そうです。

人間関係って面倒くさいよね・・・と、おひとり様万歳のワタクシはしみじみ思ったのでした。

本日の写真:くろゆり(ユリ科)
昔、くろゆりをテーマにした漫画があって、あこがれの花でした。

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