小さな罪悪感を持ってしまう話

例えば、スレッドで「今日誕生日です。よかったらいいねください」みたいな投稿を読むと、いいねを押さない自分に罪悪感を覚える

例えば、職場の更衣室前にクリーニングから戻ってきたみんなの制服が置いてあって、それをそのままにしておくことに罪悪感を覚える

わたしはいつも小さな罪悪感を抱えてる
こんな小さなことをできないわたしを「やさしさのない悪人」に仕立ててたそれは生活の中でも同じで、洗濯をやらない自分、掃除をしない自分、ご飯を作らない自分と、いくらでも悪人のわたしを作れる

昨日、職場で「これはみなさんで。いつもお世話になってるのでこちらはお叱りパブさん（わたし）に」とクッキーをいただいた。
もうひとりいる女性の目の前でにわたしただけとかやばくない？
凍り付くわたし
だけど、その話を友だちにしたら、いとも簡単に「いいじゃん！いいじゃん！やるじゃんその人！」と盛り上がってた（笑）
いいの？そうなの？？

ここ最近、小さな自分、インナーチャイルドに近づいてみてる
小さいわたしは自由だ
座りたい、それ食べたくない、あれやりたくない、ねむい
この間、疲れた仕事帰りに「そうだ！マックを買おう！」と思い立つ
だけど、「カロリー高いしな～やっぱな～」と悩み、お鮨コーナーに立ち寄る
たんぱく質だしね！お米だしね！と言い訳しながら探すも高い
悩んだので心の中の小さいわたしに聞いてみる
小さいわたしはなに食べたい？
「マック」
だよね・・・・

小さいわたし＝わたしの心の奥の声　とわたしは思っている
毎日マックを食べたら太るから食べない
でも、実際に毎日マックを食べてみたことはない
でも、太っている
なんかもうがまんをため込んで太っているのでは？と思う今日この頃

藤井風さんが「みんなかわいい」ってよくいうんだけど、彼にはみんなの中の小さいころがみえているのかもしれないと思った
通勤のときに歩いている人をみて想像しながらみているとおもしろい
あのおじさんの中に、子どものときのおじさんがいる
あ～きっちりスーツきてバッグもきっちり持ってる人は、小学生のときもそうだったんだろうな～
リュックを片方の肩かけてないあのおじさんは、ランドセルもああやって背負ってたのかな～とか
そうみるとなんとまぁみんなかわいらしい

自分の小さな願いを叶えるって、簡単なようでむずかしい
友だちのひとりは「決めごとはしない」という
毎日やらなきゃいけないこと、食べちゃいけないものとかを決めないんだって
そんな彼女はどこにいっても臨機応変に対応でき、好かれる
だめなことを決めてないから、いやなこともない
そんな感じがする

半面、わたしは「こうでなきゃ」という思いが強いから、そうならないことに強く、強く反発を覚えていた
「こうやったんだから、あなたはこうあるべき」っていう「べきべき論」ですね
いやだなって思ったことがあったら、小さな自分に問いかけてみる
「これやりたい？」
やりたいならやるし、やりたくないならやらない
そこに「わたしはわがままかも」というジャッジはいらないジャッジされることを恐れて、ジャッジされると思っているから怒りが湧き出ると思う

なんだか抽象的な話になってしまったけど、こう思ったきっかけは更年期だった
ふだんから女性ホルモンなどでコントロールしているので、わたしの更年期はほぼない
なのに少し前から生理になる1週間前みたいな症状が現れた
子宮が重い、おなか痛い、蕁麻疹が出る、ジャンキーなものが食べたい、泣きたい、泣く、眠い
今はひとりなので当たる相手もなく、ひとりワーワー泣いてみた
「おなかいたいよ～～ねむいよ～～～」
子どもか！なんてツッコまないで出しきってみる
寝たいなら寝ちゃう、ご飯たべてすぐだけど寝ちゃう！
ベッドでスマホも見ちゃう、youtube見ながら寝ちゃう
いつも自分に「だめ」としていることをぜ～～～んぶやってみた
そしたらスッキリしたの
次の日、元気だったの

「親にがまんさせられてきた」なんていってるけど、自分をがまんさせてたのは自分だった
自分自身が「がまんできない自分」「自分を律することができない自分」を嫌ってた

いろんな勉強して、いろんな経験してきたけど、自分にやさしくするってなかなかむずかしい
むずかしいから、おいっこに接するように自分と向き合ってみる
おいっこのいうことは叶えたいし、その努力をする
おいっこががまんしようとすれば「がまんしなくていい」っていうように、自分にもそう接してみる

オトナって大変
だからせめて自分にはやさしく
今後どうなってゆくかな