ドタキャンされてバーデビュー
バーで待ち合わせをして一杯飲んでから、焼きとん屋さんに行こうと約束してた日の17時。
「大人の階段登れなくなった」と会社のチャットで連絡がきた。
時間をずらすでもなく、行けなくなったと言うわけでもなく、そんな断り方ある?!
納得いかなかったのだけど、普段からこの人があたしのことを軽んじて見ていることは感じていたので「ナメられたもんだなあ〜」って思った。
腹は立つけど、何が嫌なのか考えてみた。
①行きたかったバーに行けなくなったこと
②友だちと会えなくなったこと
あたしの答えは①だった。
だから、勇気を出してひとりで行くことにした。
考えを整理するために20分ほどの道のりを歩いて向かう。
おしゃれしてヒール履いてきたけど大丈夫かな。
ホテルのバーなのに、Google先生がホテルの裏側の道なき道を歩かせる。
暗いし、歩道ないし、何かをやるって容易じゃないな〜なんて考えながら歩く。(大げさ 笑)
バー到着。
人、少ない。
年配の方が多い。
ソファをカウンターどっちでもいいですよと案内され、カウンターに座る。
おすすめのカクテルとフライドポテトをオーダーし、しばし待つ。
テキーラベースのカクテル、すごく美味しい。
ほどなくしてフライドポテトもサーブされる。
ポテトがびっくりするくらい美味しい。
パプリカマヨネーズなるものとケチャップも美味しすぎる。
こんな豊かな時間があるんだな〜
素敵な空間、質のいいサービス、美味しいお酒。
最高すぎた。
ドタキャンされたことを引きずって、お酒とおつまみ買って家に帰ってテレビ見ながら飲んでたらこうは思えなかったな。
嫌なことがあったとき、こういう空間でリセットして自分を豊かにするって大事なんだな〜。
時間をかけてお酒飲んで楽しくて、駅に着いたらあっという間に現実に引き戻されたけど、異空間に身を置いて体験するって大切。
いい経験になった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?