不器用なりの丁寧な暮らし
忙しい日々、何もかも丁寧に暮らしているヒマはないけれど、
なにかひとつこだわって丁寧にやってみる暮らしを提案したい。
最近の私はついてない。
お化粧直しをした駅のトイレにコートを忘れ、15分後に取りに行ったのにない。駅にも届いていない。警察にもない。
その前は喉が痛かった。コートを無くした次の日、足を痛めた。そして昨日発熱。なんなの?!
こんなときは丁寧に暮らしている余裕などない。
だけど、そんなときでもちゃんとしなきゃと思ってしまう長女気質のあたし。こんな時、友のことばを思い出す。料理もしない、片付けも大嫌いと豪語する親友である。
「コバエはもはや気にしない」
そう言っていた。
以前、彼女に「コバエが出た」と話したら、「コバエは気にしない」と言ってたいたのだった。
そう、コバエなんて気にしない。今のあたしは足痛いし、熱があるんだ。
買物も行けないからネットスーパーを利用した。いつも避けているカップラーメンも買った。電子レンジも炊飯器もないからこういうときはカップラーメンだ。
そんなときの今日のできる範囲の丁寧は、「自分を大切にする」に限る。
どうしてもどうしてもちゃんとやらなきゃと思ってしまう。
だから声に出していってみる。
「今日はいいよ。今日は調子がよくないんだからやらなくていいよ」って。それが今日の丁寧な暮らし。
50歳を機にファンキーにそして、世界基準で生きていくことにした私。
ファンキーさとかけ離れた小心さが売りです(笑)