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新卒セラピストへ。作業療法士としての貯金とは

久しぶりの再会と現状報告

先日新卒で入職したときの同期OTのEと久しぶりに会い、ランチしてお茶してきた。現在はお互いに、出産を経て子育てしながらゆるーくワーママとして私は療養病院、Eは介護施設で働いている。
お互いに「もうやってることはOTというよりPTっぽいことばっかり。」「何にも知らんくせにPTっぽいことをリハビリしてます風にこなしてる。」ギャハハハ!わかるぅぅぅ!!!
ってなもんやった。いやぁ、これ聞く人が聞いたら「おいコラ」案件。バリバリやる気のセラピスト苦手。勉強を強要してくる人は嫌い。

あのときの貯金

当時一緒に働いていた場所…そこは365日稼働の回復期病院。
休みも少なく、頻繁に院内発表やら、勉強会だの、課題だの。業務時間外でもバリバリOT一色で学会だの人間作業モデルだのなんだのって割と勉強会にも行くようにしていた。その間3年。わりと頑張ってたと今となっては思う。その3年があったからこそ、今もなんとなくやけどOTとして働けてる。(それ以前に4年勉強して国家資格とった自分よくやったし、学費だしてくれたばーちゃん、なんか資格とれと口酸っぱくゆってくれたばーちゃん、A4用紙なくなって買いに走ってくれたお母さんありがとう)
学生時代も入れると7年。作業療法士として一人前…というのはおこがましいけど、なんとかやってけれるようになったのは回復期病院で働いた3年と先輩たちの指導のおかげである。この貯金があってほんとに良かったと思う。

新卒セラピストの選択肢

今は身障分野では病院、施設、デイ、訪問、精神分野、小児分野と昔よりもOTの働く場所に選択肢は増えた。
仕事をするうえで、給与面や福利厚生などは必ずチェックし吟味すべき。ただ、OTとして今後一生働くかもしれないと思うのならば、勉強ができる臨床場面が一番だと思う。
まずはそこから。ある程度、経験を積み自信がついたらより良い待遇の場所へ転職するのはどうだろう。新卒セラピストさんへおばさんOTからのご提案でした。

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