be original を あなたに。
始まり
────ドクターストップです
2021年3月
わたしが言われた言葉
「仕事に人生を捧げ生きてきた」
そんな20代も終盤になった2021年10月14日
婚約者と過密スケジュールを乗り越え入籍をした1週間後のこと
夕方頃、突然強烈な腹痛に襲われ救急搬送され受けた診断は
────卵巣嚢腫捻転と破裂
頭が真っ白になった
「明日、勤務なので一旦待っていただけません?」
こんなことになれば緊急手術な訳だが、わたしは医療従事者だった。
医療現場には余裕なんてない…というよりも代打を探す方が正直しんどいから休むわけにはいかなかった
気がつけば突拍子もないことを口走っていたわたしは「許可する訳がないでしょう!」と叱責を受けた
夜勤帯での緊急手術となれば安全性を踏まえて腹腔鏡手術ではなく開腹手術、退院後もしばらく勤務許可が降りないのは明白だった
手術を承諾した瞬間
私 は キ ャ リ ア を 諦 め た
────経過は順調
それは表向きで、残ったのは耐えれる程度の腹痛と吐き気と落ちた体力
満足に治らない身体にセカンドオピニオンの受診で告げられた冒頭の言葉
スポーツトレーナー育成専門学校を卒業したわたしは業界のプロフェッショナルなのかもしれないが、厳しいことを言うと「これしかできない」人間だ
その「これしかできない」にトドメを刺された
薄々は勘づいていても「復帰できる」と僅かながら思っていた矢先に、いよいよ駄目と言われ「どうすれば」不安と焦りが脳内を支配した
・結婚直後に収入が途絶えた妻
・スポーツトレーナーしかできない自分
・30代目前でのキャリアとは
ドクターストップ宣告を受けてスポーツトレーナーとしてのキャリアで何を得たか必死に考えた
商品開発の経験からマーケティングに出会い、採用にこぎつけたが、出向先が見つからず研修が進まないのに加えて本格的なマーケティングという未経験には酷な研修内容…ライティングやデザインも必要と察し立ち止まった(余談だが後に円満辞退)
止まったままが辛く、とにかく歩みを進めたいと願っていたわたしが出会ったもの
出会い
SHElikes
様々なキャリアスクールがある中で、ここには求めていたマーケティング・ライティング・デザイン全て詰まっていた
Instagram広告で何度か見かけていたキャリアスクール、このタイミングでの再開は何かあると感じ、すぐ無料体験会の申し込み手続きを済ませた
この無料体験会はオフラインとオンラインがあり、わたしは兵庫県在住だったことで大阪でのオフライン参加が叶った
早速踏み入れたSHE Umeda拠点
同じ想いを抱えた参加者の方々、それをリードしてくださる笑顔の眩しいスタッフさん達
グループワークでコース体験を経たのち、まさかの1on1でのキャリア相談会
笑顔の眩しいスタッフさんはキャリアプランナーという方々で、物凄く真剣な表情でわたしの人生とSHElikesに訪れた理由を聞いてくれた
普段なら否定されるようなことも全肯定だったのが本当に嬉しかった
でも────
どのくらい時間をかけただろうか
悩んでいたら他のスタッフさんまで駆け寄ってきて沢山の想いを引き出してくれた
何の縛りもないとしたら何がしたい?
その質問に不思議と出てきた夢や目標たち
わたしこんなにワガママだったの?欲があったの?
ううん、ワガママでいいんだ欲があっていいんだ────
2022年8月
わたしはシーメイトになった
気になるSHElikesの内側
他にも多くのサービスが充実し進化を続けるキャリアスクールSHElikesが大切にしているビジョン
そして、その中で頑張る全シーメイトさんを讃える・お祝いする祭典をSHElikesは毎年開催している。
それが「SHE AWARDS」
「SHE AWARDS」は2023年の名称
かつての「SHE BEFORE AFTER AWARD」2023年はリニューアル!
・キャリアチェンジ部門
・キャリアアップ部門
・アントレプレナー部門
・ライフチェンジ部門
・マインドチェンジ部門
5つの部門を設置し、より身近に感じてもらいたいという想いから多くの方々が準備してくださったこの祭典
わたしのSHE AWARDS
当時リアルタイムで動かしていたわたしの感想ツイートがこちら
5部門そして5人の登壇者、ゲストのバービーさん ────
変わりたいけど変われない、置いてけぼり
無理なのか自分の覚悟はこの程度なのか
進む自分と後退する・止まる自分という2つの自分
諦めても蓋しても、ふとした拍子にまた顔を出す本心
みんなどれほど苦しんだんだろう…胸が詰まり目頭が熱くなった
世の中のhave toを乗り越えてもドラマでは終わらせない
行動はやめない
夢や想いを見失わない…
肩書きだって人生だって1つじゃなくていい
色んな自分を歩めばいい
今してもいいし今じゃなくてもいい、無駄なことは1つもない
そのためにできることを泥臭くてもいいからやっていく
世の中には「らしさ」を失わせる「呪い」が沢山あるが、その泥を掻き分けた先に咲く花は泥の中に咲く蓮の花で、それには誰でもなれるし誰でもなる権利がある
最後に
同じ想いを胸に生きる人たちへ
SHE AWARDSの登壇者というのはエントリー期間があり、エントリーシートを提出し選出されたシーメイトさんが務めるのだが、わたしは書いたものの実は提出しなかった
この祭典には現地(東京)参加は断念し大阪でのライブビュー鑑賞を選んだが、画面越しに感じる熱量に来年は現地参加…いや登壇を目指すと心が震えた
だからこそこの記事を書きたかった、届けたかった
来年はより多くの人たちと、私も積極的にSHE AWARDSに関わり、SHElikesのビジョンを伝えようと思う
────さあ、あなたも熱狂しませんか?
fin.