この街が嫌いな話(読まなくて良い話)
率直にいうと今住んでる土地が嫌いである。
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地元である埼玉県で20年近く暮らした私は、大学との兼ね合いで今の土地に引っ越してきた。
栄え方は同じくらい。地元の方が栄えてるけど家の立地は今の方が徒歩圏内で何でもある。
ただ、ここで過ごした1年半(あと半年)は正直辛い事ばかりだった。
(大前提:大学でトップクラスに厳しい&忙しい研究室に所属している)
でも好きになりたくて、この街との繋がりが欲しくて近所でアルバイトを始めたし、日記も書いた。
とまぁ段々と日記を書いてると病みそうだから辞めた。というかこの後にめちゃくちゃ病んだけど。(咳は適応障害の典型的な症状である)
勿論、よく話しかけてくれるお客さんや私のために隣の調剤薬局まで薬を取りに行ってくれた優しいおばちゃん薬剤師とか人懐っこい後輩アルバイターとインスタで繋がったり、同じアパートにいた後輩、何か認知してくるコンビニ店員さんとか素敵な出会いはあった。
好きな場所で検定勉強をしたり、ふざけて近所の大学に入ったり、初詣でこの場所にある神社で参拝したりした事だってある。
散歩をして好きなところを見つけようと頑張った。地元に似てる点を探した。遠出してサイクリングもした。
だけどダメだったみたい。
この街にいる人を見ると自分だけが取り残されてる孤独感は無くならなかった。
悩みを打ち明けても皆が苦笑いして「なんでそんなに嫌うの?」「地元が好きなんだね。」と笑った。(勿論、この土地に住んでる人には言ってない。)
唯一、その土地を知っていたカウンセラーは「繁華街に行って帰ってきた先がそこだったら余計に寂しいよね。何にもないもんなぁ。」と言ってた。
過剰に飲酒をして吐いてを繰り返して、大泣きして喚いたけど好きにはなれなかった。気持ちを抑えられなくて物を投げて賃貸にちょっっっっと傷をつけた。ごめんなさい。帰る頃には直します。
今のバイト先の店長が異動するの別れの挨拶で「じゃあ豆宮さんより先に埼玉県に帰るわ!」って言葉。今住んでる部屋の前の住民の地元が近所だった女子大生と知って「置いていかないでよ」って大泣きした。
近隣住民は優しいから喚こうが一切の苦情を入れてこなかった。
ごめんなさい。この土地で泣くのは疲れました。
カレンダーと睨めっこしながら毎日毎日地元に戻れる日を待ち望んでいる。成仏を待っている地縛霊なのだ。
1月に買った可愛いサンリオのカレンダーはあっという間に11月のページになる。
帰るための重大な任務のうち1つは終わりました。残りあと1つ。
もう、この土地を好きになる努力はやめました。
ただ帰るその日まではこの土地での生活を送ります。(嫌でも送らざるを得ないから)
地元に帰ったらもう2度と来ないから帰る時には好きだった場所やお世話になった場所を巡って、ここで生活した2年間は全て終わりにします。
幸せを掴むためにその日までどうにか頑張ります。
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とまぁ暗い話をしたからそんな時におすすめの曲でも貼るね。
ラブサマちゃんの話も近々したいな。