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ポータブル電源で電気ケトルを使えるかどうか検証してみた

皆さんこんにちは。節電オタクのマメ父ちゃんです。


ポータブル電源で電気ケトルは使えるの?


こんな疑問を解決するため、

ポータブル電源と電気ケトルでお湯を沸かすことができるのか

検証してみました。


ポータブル電源で電気ケトルを使えれば、いろんなシーンで使えそうですよね。

  • キャンプでホットコーヒーが飲める

  • 登山でホットコーヒーが飲める

  • コンセントのない車庫でホットコーヒーが飲める


どんな場所でもホットコーヒーが飲めたら最高!!


ポータブル電源の醍醐味は、

コンセントがない場所で100Vの電気が使えること

ですが、

ソーラーパネルやシガーソケットで充電すれば節電用としても使えるメリットがあります。


記事の後半では、

ポータブル電源を節電用として使う方法

も併せてご紹介しています。


電気代高騰で困っている!ポータブル電源を倉庫に眠らせている!

と言う方は最後までチェックしてみてください。


ポータブル電源で電気ケトルを使ってみた

検証で使用した機器がこちら

ポータブル電源『エコフローリバーマックス』

スペック

バッテリー容量・・・576Wh
電池素材・・・リチウムイオン
AC出力(X-Boost)・・・600W(1200W)
重量・・・7.7kg


電気ケトル『T-fal KO3901JP』

スペック

容量・・・0.8L
消費電力・・・1250W
電圧・・・100V
重量・・・789g


実際に検証してみた

検証の結果は、

リバーマックスを100%充電して水の量を0.3Lにすれば1回分の湯沸かしが出来る

です。


みるみる充電がなくなっていく。。。


リバーマックスのAC出力が定格600W、T-falの消費電力が1250Wなので、出力不足で使うことができません。


ですが、

リバーマックスには、

消費電力が600W以上の機器でも電圧を下げて稼働出来る「X-Boost」という便利な機能が搭載されています。


今回の検証ではこの機能を利用しました。


湯量を変えて稼働させた結果がこちら

水の量に比例して「稼働時間」「電気代」が大幅にアップ。。。

電気ケトルは最適な量の水で使いましょうー


検証してみた感動は、

エコフローリバーマックスくらいの容量では電気ケトルは使わない方がいい。ポータブル電源で電気ケトルを使うならAC出力が1500W以上でバッテリー容量が1000Wh以上ある大容量のポータブル電源が必要

です。


ポータブル電源を節電用として利用する方法

ポータブル電源の特徴は

「コンセントがない場所でも電気が使える」「停電のとき非常用の電源として使える」

ですが、

『節電用として使う』

こともできます。


我が家ではポータブル電源を節電用として利用することで

毎月の電気代が3,000円以下!!

4人家族でこの電気代は安すぎますよね。


ここからは、ポータブル電源を節電用として利用する方法を具代的にご紹介していきます。


電気代をかけずポータブル電源を充電する

電気代をかけずポータブル電源を充電するには、

ソーラーパネルやシガーソケットを使う

必要があります。


電気代をかけず充電したポータブル電源で普段使っている家電を使えば、電気代を節約することが可能です。


ちなみに、

今回検証に利用したリバーマックスは毎回電気代0円で充電しています。


普段、ポータブル電源で使っている我が家の家電がこちら

  • コードレス掃除機の充電

  • ノートパソコンの充電

  • ドライヤー

  • テレビ


ポータブル電源を利用した分電気代が安くなるので、なるべくポータブル電源を利用するようにしています。


電気代が高い時間帯にポータブルを使う

最近では30分ごとに料金単価が変動する電力プランが人気です。


我が家では「Looopでんき」と契約していて、

料金単価が高い時間帯にポータブル電源の電気を使って、料金単価が高い時間帯に電力会社の電気を使う

という節電対策をしています。


イメージはこんな感じ


関連記事「Looopでんき×自作太陽光発電」ではLooopでんきの特徴や効果的な節電方法が具体的に紹介されています。


ぶっちゃけて言うと、

「電力プランを切り替える」「ポータブル電源を有効活用する」この2つの対策だけでは電気代を月額3,000円以下に抑えることは難しいんです。

たぶん無理。。。。


電気代をかなり安く抑えるためには、

「電力会社の電気」と「ポータブル電源の電気」を切り替えるための分電盤の導入

が必要不可欠なんです。


我が家はこの電源切替器付分電盤のおかげで、

ポータブル電源の電気で照明やコンセントが使える

電気配線になっています。


関連記事「電気の切替ができる電気配線の導入」とポータブル電源を組み合わせることで節電効果を倍増させることが可能です。


併せてチェックしてみてください。


まとめ

いかがでしたでしょうか?


今回の検証でわかったことは、

ポータブル電源で電気ケトルを使うならAC出力1500W以上、バッテリー容量1000Wh以上の大容量タイプがおすすめ。

エコフローリバーマックスでは1回しか湯沸かしできないので物足りない。

リバーマックスくらいのポータブル電源なら、消費電力の大きい家電を使うのではなくスマホの充電やノートパソコンの充電用として利用した方がいい。

と判明しました。


容量の大きいポータブル電源は価格がいっきに跳ね上がるので簡単には購入できないですよね。。。


ポータブル電源は、

電気を持ち運び可能になる」節電用として普段使いできる」

ので一家に一台保有して損することはない便利アイテムです。


数万円以上する高価な商品になりますが、持っていない方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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