職場で号泣事件
昨日、職場で泣いてしまった。
先週から手がけていた案件がやっと整い、あとは相手先に文書を送るだけ。その前に、違う部署の上司の同意を得ておこうと説明に行ったら、
「そもそもおかしい」「こうあるべきではないのか」
と強い口調でご意見をいただき…
「うわ…」「今さらなんでこんなに言われなきゃならないんだ。」と思いながらも、負けじと言葉を選びながら説明し、最後にはご納得いただけた。
その時は泣かなかった。
でも、そのやりとりを別ルートで聞いた私の直属の上司から、
「大変だったな。気にしなくていいよ。そういう人だから。自分で全部がんばらなくていいから。」
と優しい言葉をかけていただき、意図せず涙が出てきた。
もう、不可抗力!!
張り詰めていたものが、どろどろ溶け出てきた。
泣くつもりじゃなかったのに、嗚咽の一歩手前の状態になりそうだった。
もう、めっちゃ恥ずかしい!
上司にも泣いてるってバレてるし。
新人の時だって人前で泣かなかったのに。
もう帰りたかったけど、帰ったら負けだと思って、帰る時間までなんとか仕事した。
4月に今の部署に移動になり、右も左もわからない中で、「間違っちゃいけない」と、些細な疑問もつぶしながら、上司に確認しながら私なりに頑張ってきた。
そんなことも知らないで、(今までの経過は部下から聞いて知っていたはずなのに)おかしいとか言われて、すごく悔しかった。
そう、なぜか悔しさをずっと感じていた。
育休明けから、時短勤務を希望して、みんなが残業している中で、限られた時間で仕事をこなそうと必死だった。
そのくせ、自分自身にかけている言葉がひどすぎることに気づいた。
・自分の説明の持って行き方が悪かったのかな。
・私の言い方が違ったら、そんな言い方されなかったかな。
・周りの人より、すごく時間がかかって、ホント仕事できない。
・私は職場の足手まといだ。
・家でも職場でも全部中途半端
・今の仕事すら一人前にできないのに、自分でなんて仕事をやっていけるのか?
紙に書き出して愕然とした。
そんなに自分を責めていたんだ。無意識だった。
よく考えればわかる。私はよくがんばってる。家事も育児も仕事もがんばってる。
自分の状況をよく理解していないのは私だった。
自分を正当に評価していないのは私だった。
周りには優しい人がたくさんいる。
上司がさらに上の上司に掛け合ってくれたらしい。
職場内で私が泣いた話が広まるのは時間の問題かもしれなくて、めちゃくちゃ恥ずかしい。
けど、もっと自分のことをかけがえのない存在として、大切にしようと心から思った。
今は、別の部署の上司に、感謝の気持ちが湧いてくる。
いろんなことで気づかせていただいている。
それを想うと何も無駄なことはなくて、全て自分に必要だから起こっているんだなと改めて思う。
家でもめっちゃ泣いて、娘が保育園でプレゼントを作って来てくれてまたウルウル。
私をじーっと見て、おもむろに頭を撫でてくれた。
「まま、涙とまった?」
「まま、お仕事いやになったなら、お休みしたらいいんだよ。」
子ども達の存在に救われている毎日。
ありがとうございます。
明日は、有給とってリフレッシュするぞ。
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