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珍しいことをすると雪が降るのはガチ(本当)
12月2日の朝、家や車の屋根に白いものが積もった。今シーズン初めての積雪だ。山形の私の住んでいる地域では、本格的に雪が積もる前に一回サラッと雪が積もる。今日はそんな冬の入り口を感じさせる朝だった。
そんな朝、珍しいことがあった。
いつも寝起きが悪く、起きても30分以上グズる4歳の娘が、ひとりで機嫌良く起きてきたのだ。
しかも、ひとりでトイレに行き、顔を洗い、うがいをし、朝の支度を自ら進んでやっていた。
そして、おもむろに何をし始めたかと思うと、
「ママ、しーくん(弟)がおっぱい おわったら、これで遊んでね。」
と、弟のおもちゃを並べて、遊びやすいようにしてくれているではないか。
「どうした?何が起こった?不思議なこともあるもんだ」と思いながら、「毎日こうだったらいいのに」と思いながら、超スムーズに朝の支度を終え、子ども達を保育園に送り、仕事に行ったわけです。
帰宅後、また珍しいことがあった。
それは、1歳3ヶ月の息子がご飯を食べ終える頃の話。
息子が手首をクルッとひねる動作を繰り返している。
「なんだろ?何を伝えたいのかな?」と、よーく息子を観察していたら…もしかして…
『おしまい』のサインじゃないかー!
息子が産まれてから、ベビー手話でコミュニケーションをとっているのだが、『おしまい』の手話のサインを出してくれたのは初めて。もう感激。うれしい。
「あぁ、朝から娘が機嫌良く起きるし、息子は初めて新しいサインが出せるようになったし、今日は珍しいことが2つもあったね」
などと夫に話しかけながら、自分で言った言葉を脳内でもう一度繰り返すと、、あれ?ん?あれ?
「あー!今日雪降ったじゃん!!
珍しいことをすると雪が降るって、まさにこういうことを言うのね!!」と気づいた次第でした。
雪国なんでね、12月に別に雪が降るのは珍しくないんだけどね。そもそも「珍しいことをすると雪が降る」っていう例えはどこの地域でも通じるものなのかな?
ちなみに次の日は、いつも通り娘は機嫌悪く、バタバタの朝を迎えました。あの日はなんだったんだろう。娘よ、泣かないで起きられるようになるといいね。