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Keyball44|キースイッチ交換でロープロファイル化へ


現在の沼の深さ

keyball44購入 → テンティング → リストレスト作成 → カメラキーキャップ購入 → リストレストテンティング → ケース購入 → ロープロファイル化(いまここ)

Keyballに関する過去の記事は↓

はじめに

キーボード沼へ膝下くらいまで浸かり始めた今日この頃。いろいろとカスタマイズをしてきたが、次に気になるのはロープロファイル化である。
打鍵のストロークが減ることによる快適性向上、打鍵スピードアップ、疲労軽減を目指してロープロファイル化を考えた。

調べてみると、keyball44のロープロ化には3つの方法があるみたいだ。
① 基盤を改造もしくは自作
② CherryMX交互の背の低いスイッチに変更
③ 背の低いキーキャップに変更

①は無理なので却下。③は今のキーキャップが気に入っているので保留。
ということで②のスイッチを変更することに決めた。

現在は遊舎工房で購入した「Yushakobo Fairy Silent Linear Switch」を使用している。静音性も高く、打鍵も軽いのでかなり気に入っている。…がロープロファイル化の欲望に負けたため交換することにした。


購入品

・Tecsee Pudding Medium Linear Switch

・Durock スイッチ用クッションフォーム

「TALP KEYBOARD」でキースイッチ5個入り320円を8セット購入。そして今より打鍵音が大きくなると予想されることから、静音化のために「Durock スイッチ用クッションフォーム」 も一緒に購入した。

…というのは建前で、3000円以上で送料無料なので手頃な値段のクッションフォームをついでに買っただけなのである。

ついでにOリングも考えたが、打鍵感が損なわれる割には静音性もそんなに高くないみたいなので今回は却下した。

「Tecsee Pudding Medium Linear Switch」の注意点は、ルブを推奨しないことと、キーキャップとの相性があることだ。(トップハウジングが非常に低いため、キーキャップのプロファイルによっては干渉する)

MDA:○
MT3:○
KAT:○
XVX:○
XVX LP:○
PGA:○
G20:○
DSA:△(肉厚の場合に干渉)
XDA:△(肉厚の場合に干渉)
SA:△(内側の角が膨らんでいる場合に干渉)
ADA:×
NP:×
MCR:×
Cherry GMK:×
Cherry IFK:×
Cherry ePBT:×
Cherry PBTF:×
Cherry Domikey:×

キーキャップとの適合性

わたしはたぬききゃっぷさんのXDAキーキャップを使用しているが、結果全く問題はなかった。


クッション貼り付けとスイッチ交換

・クッション貼り付け

まずケース、キーキャップを外し、分解する。

そして貼り付ける。

ちなみに使用したピンセットは「ホーザンの先曲がりピンセット」
精度が高く、プラモ作成や電子工作や精密機器の修理など汎用性も高いため重宝する。おすすめ!

親指部分はキースイッチの規格と合わなかったためカッターでカットして貼り付けた。

全部貼り付けたら組み立てる。

とりあえず干渉もなく無事完了。

・キースイッチの交換

あとは青から黄色に染めていくだけである。

ピンが折れないように慎重に垂直に引き抜く。
使用した道具は、とくにこだわりがない安いやつ。1つでキーキャップとスイッチを外せて便利。特に不具合も感じないので問題なし。

キースイッチを引き抜くときは縦の溝みたいなところに引っかけて抜く。間違って横に引っかけて抜かない様に気をつける。

評価

・見た目

思ったよりロープロファイル化できた。キーキャップを全て「SMOLO KEYCAPS」(親指部分で使用中)などで揃えるとかなり低くなる。
かなりの低みを追い求めるならチャレンジをおすすめする。
わたしはとりあえずこの高さで満足した。

ケースをつけた

・打鍵感

「Fairy Silent Linear」にくらべて「Tecsee Pudding Medium Linear」はやや重く感じる。というかFairy Silentが軽すぎたのだ。
もともとFILCO Majestouchの黒軸を愛用しているわたしは、少し重いくらいでちょうどいい。
また、スイッチが少し重くなったことでミスタイプがかなり減ったし、タイピング速度が改善された(ロープロファイル化も影響があるのかもしれないが…)
つまり、断然Tecseeの方が好みである。

・疲労の軽減

ロープロファイル化することで、かなりタイピングはしやすくなった。
しかし、疲労感という点から見るとあまり変わらない気がするが、薬指、小指の負担は減った。
というよりもタイピング速度と正確性の向上の恩恵の方が大きい。

・打鍵音

Fairy

Fairy + Durockシート

Tecsee

Tecsee + Durockシート

Lofree Ghost

Lofree Ghost + Durockシート

シートを使用することで高音成分がカットされた様な気がする。
「Tecsee + Durockシート」は好みの音である。

さいごに

ロープロファイルのキースイッチに変えてから、テンティングなしで使用するスタイルが増えた。ただ、わたしの脆弱な親指が悲鳴をあげそうなときはテンティングスタイルに戻るのだ。

懸念されていたロープロファイル化によるトラックボールの干渉は今のところ影響がないため、しばらくは今のまま使用していく。(ロープロファイル用キーキャップでさらに低くすると影響があるのかもしれない)

もしかしたら、トラックボール25mm化も我慢できずに試しちゃうかもしれないけど…

とりあえず今回のスイッチ交換は大満足なのである。もっと早くしておけばよかった。


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mame
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